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こんばんわ。
今日の洗濯の扉は、東京都府中市 一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りします。
早いもので、今日が今年最後の更新となります。
あっという間の一年ですね。
残すところ今年も二週間。
年末年始はいろいろと気忙しくなります。
クリーニング屋さんも忙しくなります。
この時期、気を付けていただきたいのは、クリーニング屋さんの確認。
いつまで営業をしているのか?
いつから営業を始めるのか?
この二つはとても重要です。
仕事納めののち、yシャツをクリーニング屋さんに持って行ったら休みだったとか、年明けシナモンを取りに行ったら休んでいたとか。
クリーニング屋さんも年末年始はお休みをするので、いつから休みなのかチェックしておきましょう。
もう一つ、大事な事があります。
それは、いつまでに出せば希望の日に仕上がるのか?という事。
年内仕上がりが希望の時はいつまでにクリーニングに持っていけば年内に仕上がるのか。
意外と気づかないのは年明け最初の受け取りを希望の時。
クリーニング屋さんもそれまで休んでいるので、ぎりぎりに持って行っても当然仕上がっていません。
年明け最初に引き取りたい場合も、いつまでに持っていけばやってもらえるのか?確認をしておくといいですよ。
yシャツはまだ余分に持っている方が多いので大丈夫かと思いますが、制服は学校が始まったら絶対必要なものですから、確実に引き取りたいですよね。
クリーニング屋さんの営業の確認、早めにしておいてくださいね。
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おはようございます!
今日の洗濯の扉は、東京都府中市 一伸ドライクリーニング店工藤がお送りします。
クリーニングはトラブルが多いと言います。
実際消費生活センターなどでも、件数はかなり多くて数年前までは問い合わせが一位でした。
今は他のトラブルも増えてきてそうではないようですが・・・・・。
僕が知っているだけでもいろんなトラブルがあります。
縮んでしまった。
風合いが変わってしまった。
穴が空いてしまった。
これらはクリーニング屋さんに原因がある可能性が高いですが、中には商品自体に問題のあるケースもあるので、実はクリーニング屋さんで洗ったらこうなってしまった、というだけではなかなか原因が突き止められなかったりします。
なので、原因を解明するために時間がかかることもあるんです。
で、今日の本題。
本当にあったお話です。
先日、古くからご利用されているお客様がご来店くださいました。
品物をお預かりした後に、申し訳なさそうに一枚のワイシャツを取り出します。
いいものはここに持ってくるんだけど・・・・・。
こういう切り出し方をされるときは、うちで洗ったものではない時ですね。(笑)
でも、何か困っているんでしょうね、お話を聞いたんです。
違うクリーニング屋さんでワイシャツを洗ったの。
そしたら、昨日の朝、主人がワイシャツを着ようとしたらボタンが穴に入らなくて・・・・・。
何度やっても入らなくて、段々主人が起こりだして、最後は怒鳴られてしまったの。
クリーニングが悪いっ!
クリーニング屋に文句を言ってこいっ!
って。
でね、お宅じゃないんだけど見てもらおうと思って・・・・・。
ボタンが穴に入らない、となるといくつか原因が考えられます。
そのワイシャツをお預かりして、まずチェックするのが、縫い糸の縮み。
わきの下や襟など、縮みはないか?確認をします。
襟がきついとかは?と聞くと、そういうのはないんだけど、ボタンだけはいらない、とおっしゃいます。
次にチェックするのは、糊の固さ。
糊が付いているの?という位薄かったのでこの線はなし。
ぎゅーっというほど縮んでもいないし、しいて言えば白くはないな、と。
まだ汚れているのが気になる位で、ボタンが入らない原因は見当たりません。
ここで一つの答えが出てきました。
老化、なんですよ。
原因は老化、指がうまく動かなかったんでしょうね。
問題のワイシャツを手に取り、ボタンをはめてみてもすんなりと入ります。
別に入りづらいという事もないし、きついという事もない。
普通に入る。
お話を伺うと、毎日ワイシャツを着ることはなく、そして年齢も70歳になるとの事。
久しぶりにワイシャツを着て、指がうまく動かなくてイライラされたんでしょうね。
ボタンの入れ方をレクチャーして、その場は終わったんですが、これクリーニング屋さんに行く前にうちに来てよかったなあ、と。
色は確かに悪いけど、ボタンが入らないような状態ではなかったです。
これで、怒鳴り込まれたらクリーニング屋さんも困ったでしょうね。
いくら説明をしても、怒っているお客様には届きませんし。
第三者としてうちにご相談に来たので、説明を聞く事が出来たんだと思います。
うちの父も、年と共に指先が動かなくなってきています。
ワイシャツを仕上げていて、ボタンを留めるのがつらくなってきた、とこぼしてたことがありました。
そう、誰でも年を取ればボタンを付けるのは大変なんですね。
でも、なかなかそういう事実を知らないし、老化現象だとは認めたくない。
結果、怒鳴ってしまうんだと思います。
イライラするのはわかりますが。
でも。
何でもかんでもクリーニング屋さんのせいにするのは困ってしまいますね。
洗ったからこうなった、洗わなければ、と思うのかもしれません。
うーん、なんか申し訳ないですが、まるで子供が駄々をこねているようです・・・・・。
おかしくなるという事は原因があります。
縮んだり、変化があるはず。
クリーニングは全体を洗うので部分的に縮むという事はまずありません。
もし、そういう事があるのなら、それは商品に問題がある可能性があります。
まずは冷静に。
クリーニングが悪い!と思う前に、他に原因がないか?考えてみてください。
思い当たらない時は、クレームの前に一度クリーニング店へご相談を。
そこでクリーニング屋さんに問題があれば、真摯に受け止めてやり直しをしてくれますし、他に原因があれば説明をしてくれます。
またほかに原因があっても直してくれることもあります。
原因が特定しづらいものだからこそ、一度相談をしに行くと、いいのかなあと思います。
だって、いやでしょ?原因がクリーニング屋さんじゃないのに怒鳴ってしまったら。
そんな恥ずかしい思いをしなくてもいいように、相談という形をお勧めします。
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