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今日の洗濯の扉は、東京都府中市 一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りします。
東京では桜が咲き始めました。
僕の住む府中市でも、枝垂桜がいい感じで咲き初めまして、たくさんの人が写真を撮りに行っているようです。
桜が咲くと、クリーニングが集まる傾向があります。
やはり桜の花が咲くころの気温は、暖かいんでしょうね。
もうコートやオーバー、ダウンの類はいらないとクリーニングへお持ちになるんでしょう。
実はこの時期にクリーニングが増えてくるものがあります。
それは、スーツのクリーニングなんです。
昔ですと、まだスーツのクリーニングの時期ではなくて、外側の重い衣類からクリーニングに出てくるのが常識でした。
コートやオーバーから始まり、セーターカーディガンなどのニット製品が出て、その後に冬物のスーツがクリーニングに出る、という決まったパターンがあったんです。
ところが、最近はそういうのはないんですね。
理由は、スーツに冬物とかの概念がなくなってきているから。
年間通して、スーツを着る人が増えてきているので、スーツの衣替えの概念がないんでしょう。
では、なんでこの時期にスーツのクリーニングが増えるのか?
皆さん、スーツ、汚れてませんか?
変な噂が広まっていて僕らも困っているのですが、スーツはクリーニングしすぎるとよくない、という噂が広まってしまっています。
そのため、クリーニングの頻度がかなり落ちてしまっているんですね。
するとどうなるか?というと、ものすごく汚れているスーツが増えていくんです。
さらに、汚れが溜まったまま着ていると、裾の方とか切れ始めるし。
実は汚れたまま着ているのはよくないんですね。
たぶんですけど、スーツが汚れている事に気づいた人が、休暇などのタイミングに合わせてクリーニングにお持ちになっているんでしょう。
汚れてないのに洗う必要はないんですが、本当に汚れていないですか?
そこが一番の問題で。
洗いすぎるとよくない、という言葉に振り回され過ぎて、汚れている事に気づいていないってことはありませんか?
臭いは消臭剤でごまかしているので、大丈夫、と思っていても・・・・・・。
襟やそで、前身頃など、汚れがひどくなってません?
毎日着ているので、景色になれるというか、気にしなくなっちゃいますけど、よくよく見てみるとかなり汚れているはずです。
汚れていたら、洗わないと。
これから暖かくなると汗ばんできます。
その前に、いちど汚れを落としちゃわないと、さらに臭いが出る事になります。
汚れはためちゃダメですから。
新年度を迎える前に、ぜひクリーニングでスーツをきれいにしてくださいね。
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今日の洗濯の扉は、東京都府中市 一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りします。
皆さん、服が傷むのは嫌ですよね。
色々とお話を聞いていて、今、消費者の皆さんは服が傷むことを恐れている、と感じました。
洗いすぎると服が傷む。
ドライクリーニングすると服が傷む。
この二つはいろんな所で見聞きします。
洗いすぎると傷む、というのは正しいようでちょっと違う。
問題はその洗い方なんです。
傷むような洗い方をしてしまうので、洗うと傷んでしまうのです。
服も素材やデザインで扱いが変わるので、安く買った服でも扱いを易しくしなければいけないものも多くあります。
ドライクリーニングで傷む、というのも大きな誤解です。
そもそも、ドライクリーニングが傷まないクリーニングとして広まってきたことを考えると、こちらも別の要因がありそうです。
いま、自分がクリーニング屋として仕事をしていて感じるのは、着過ぎによる損傷が激しいな、と。
洗う前からかなり傷んでいるんですね。
みなさん、スーツはどのくらい持っていますか?
3着未満の人はものすごくスーツが傷みやすいです。
ぜひセールの時などに買い足しをお勧めします。
家での洗たくも、傷みを気にして手洗いをする人が増えているとか。
僕も傷むといわれると躊躇しちゃうかなあ。
服が傷むのに、洗濯やクリーニングが思い浮かぶみたいですが、実はもう一つ大きな原因があります。
皆さんが着ているその服、サイズはあっていますか?
スーツなどはしっかり試着して合わせて購入していると思うんですが、日々生活をしているうちにサイズが合わなくなってきている方が多いみたいです。
痩せる分にはそう変化はないのですが、問題は太ってしまった場合。
加齢から太ってきた場合、全体的にではなくお腹周りなど特定の箇所のサイズが合わなくなります。
特に多いのがズボンのウェスト周りでしょうか。
太ってきたとき、目安になるのが横のしわが入る事です。
縦のしわではなく、横のしわ。
横に引っ張られてしまうので出来てしまいます。
ちゃんと着る事が出来たとしても、横のしわが入りだしたらサイズが合わなくなってきたサインです。
常に引っ張られているので、生地に負担がかかり、こすれて破れてしまいます。
こうなったら買い替えるしかないのか?というと、別の方法もあるんですね。
ウェストなら補正をしてもらえばいいんです。
つまり、ウェスト出しをやってもらえばいい。
ぴったりのズボンを買ったんだ、と思っていても、案外ウェストを出す事が出来ます。
うちのお店で最大出したのが20センチほど出したことがあります・・・・・・、母の姉の品物でしたが。
ここまでではないにしろ、数センチなら余裕で出す事が出来る。
しかも、買うのと比べたら圧倒的に安く仕上がる。
ここ、重要なポイントです。
ウェスト出しは、街中の修理屋さんでも扱っていますが、クリーニング屋さんでも扱っています。
汚れたまま出すと直した後に少し変化が起きるので、クリーニングと一緒に出すことをお勧めします。
洗ってから生地を整え、その後修理をすると変化の少ない完璧な仕上がりになるか、と。
ウェストが気になったらぜひお試しくださいませ。
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今日の洗濯の扉は、東京都府中市の一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りします。
ここ数年、色々とモヤモヤして居ました。
もやもやの原因は、服を汚すことを嫌がる風潮があったからです。
いや、いやなんですよ、服が汚れるのは。
それは当たり前なんですが、それが一周まわって汚れない服がいいとか、汚さないように着るとか、なんかものすごく疲れる事をみなさんしていません?と思っていたんです。
汚れるのは嫌なことなんですが、もし服がなかったらその汚れは全部自分の身体についてしまいます。
また、汚れない服が出来てしまうと、汗をかいても服が吸収してくれないので体中あせもがひどくなるでしょうね。
とにかく着ていて不愉快になるでしょう。
服が汚れる、という事は体にかかる負荷をかなり提言してくれているんです。
汚れるのは嫌だけど、ある意味僕らを守ってくれているわけですね。
汚れる事が悪いことと、と認識されて、皆さん服を汚さないために窮屈な生活をしているような気がするんです。
家に帰ったら慌てて洗たくしたり、とか。
で、それってどうしてかな?と思ったら、汚れが落ちないからなんですよね。
汚しても、洗ってきれいになってれば、洗えば落ちるからそこまで不安になったり窮屈な生活をしなくてもいいと思うんですね。
なかなか綺麗にならないから、汚さないようにしよう、となるんでしょう。
皆さん、少し何でも自分でやり過ぎだと思うんです。
CMに踊らされて、洗剤使えばきれいになると思って、自分でやってみて。
でも思うほどきれいにならなくて、あきらめて。
やはり家庭での汚れ落ちは限界がありますからね。
これはもう仕方がないんです、使える洗剤も、洗濯機も、家庭用の縛りがありますから。
クリーニングなら。
きれいになります。
汚れが落ちます。
自分で洗うもの、きれいに着たいもの、人の前で着るもの。
上手に仕分けて、クリーニング屋さんに任せるものを任せておけば、きれいになります。
もう、汚さないようにしなくちゃ、という窮屈な生活に戻らなくて済みます。
気にせず、どこにでも行って、好きなもの食べて、楽しく帰ってこれます。
そして、汚れたら、クリーニングできれいになる。
心に余裕が出来ますよ。
窮屈な生活から逃げましょう。
クリーニング屋さんに任せてください。