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今日の洗濯の扉は、東京都府中市の一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りします。
最近、自分の服にあまり頓着のない人が増えている、と耳にしました。
普段着はもちろん、会社へ着ていくスーツやyシャツにこだわらない人が増えているとか。
クリーニング屋の僕らもそれは何となく感じていて、スーツの着数を持たなかったり、あまり洗わなかったり、しわくちゃのまま着ている人を見かけたり。
服に対する意識は相当変わってきているなあと感じています。
でも、自分は気にしない、と思っていても、周りは違うようで・・・・・。
今日ご来店くださったかわいらしい女性のお客様。
会社での出来事を話してくださいました。
同じ職場に働いている男性、いつもなら遠目に見ているだけなのですが、たまたまエレベーターで一緒に乗り合ったところ、yシャツがしわくちゃで真っ黒なのに驚いたんだそうです。
なんでそんなに汚れているの?と思ったそうで、うちに来てお話をしてくださいました。
洗わないで着ているのかしら?
とおっしゃいますが、肌に触れるyシャツを洗わないで着ていると、黒くなるよりも黄色く変色をしていきます。
なので、洗ってないという事はなさそう。
では、どういう事が思い当たる?と言われると、次のようなことがあると思うんですね。
一つは、自分で洗っている。
クリーニングに出さずにyシャツを自分で洗う人もいらっしゃると思います。
最近は形態安定加工が施されたYシャツも多いので、ノーアイロンで着る事が出来るとサラリーマンには便利なアイテム。
しかし、この形態安定が落とし穴になるんですね。
自宅で洗うと、ほとんどの人が糊付けをしません。
ノーアイロンで着れるので、アイロンもかけませんから糊付けもしない。
しかし、この糊付けが大事なんですよ。
糊付けは、パリッとさせるためにつけるのではなくて、汚れを落とすためにつけているんです。
yシャツ全体をコーティングして、次に洗う時に汚れと一緒に洗い流すためにつけています。
この糊付けを怠ると、汚れが蓄積していっても黒くなっていきます
もう一つはクリーニング屋さんいだしてはいるけど、そこで黒っぽくされてしまっている。
クリーニング屋さんでも、仕事はみんな違いまして、汚れ落ちにも違いがあります。
yシャツのクリーニング代も、ピンからキリまでありまして、どれを選んでいいか?わからない人もいるでしょう。
毎日着るものだから安い方がいい、クリーニングなんてそんなに変わらない、と地域最安値の所をご利用する人もいらっしゃるでしょうし、品質にこだわりを持って相応の料金を出してクリーニングされる方もいらっしゃると思います。
この値段の違い、どこから来るか?というと、どこまで手を掛けているか、少ない枚数で洗っているか?にかかってきているんですね。
つまり、安く洗うためにはいろんな所のコストカットをしなければいけない、という事なんです。
一番やりやすいコストカットは、洗濯機の限界以上に押し込んで洗う事。
一度に50枚洗える洗濯機で、一度に100枚以上で洗ってしまうとか。
洗えない事はないのですが、それだけたくさん突っ込んでしまうと。汚れ落ちも変わってきてしまいます。
それらが積もり積もって、黒くなってしまう、そういう事もあります。
もし、クリーニング屋さんに出していて黒いのなら、お店に一言言って扱いを変えてもらうか、別のお店を探して試してみると、改善することがあります。
今回のお話は、シワもかなりあったという事から、たぶんご自宅で洗っていたケースだと思うんですね。
形態安定なのに、なんでしわくちゃ?と思うかもしれませんが、そもそも形態安定加工は影響的なものではないんですね。
加工には限界がありまして、上手に洗たく出来て、20回ほどの洗濯で形態安定加工が取れてしまいます。
早ければ10回ほどで。
その後は普通のyシャツと同じで、アイロンを掛けないとしわが取れません。
その時はクリーニング屋さんへ出していただくか、ご自分でアイロンを掛ける必要があります。
上着を着ていればばれない、そう思いがちですが、周りの人は意外と見てるみたいですね。
営業の方やクレーム担当の方など、人にある機会の多い人はYシャツやスーツのクリーニングに少しだけ気を使ってみてもいいと思います。
イメージも変わりますし、何よりお客さん受けがよくなりますからね。
自分のyシャツ、見直してみてくださいね。
JUGEMテーマ:お洗濯大好き!
今日の洗濯の扉は、東京都府中市の一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りします。
昨日、仕事をしていてちょっとびっくりするようなものを見てしまいました。
就活中に、スーツをクリーニングしない人が40%もいる、と。
最初、この記事を読んだ時にかなりびっくりしました。
というのも、就活中のスーツは基本クリーニングしているものと思っていたからです。
うちのお店では、就活中の学生さんがよくご来店くださいます。
明日、面接があるのでお願いします、なんてよく言われていまして、こちらも、じゃあ気合い入れて仕上げるか、なんてやり取りをしていました。
当店でクリーニングすると、面接に通るなんて噂も立ったりしたこともあります。(笑)
記事を読んでいると、洗う暇もなく就職が決まってしまった、なんていう話もあるので、それはそれでいいことだな、とは思います。(笑)
でも、やっぱり、自分の人生を決める大事な就活中です、スーツは常に洗ってびしっとした状態で着てほしいな、と思います。
アイロンのかかったスーツはそれだけで、見栄えが全然違うんですよ。
びしっとしたスーツを着ている人と、そうでない人とでは、見た目の印象が全然違いますからね。
内面を見てもらいたくても、どうしても人は見た目から入ります。
内面を見てもらうために、外側のスーツはしっかりとしたいものです。
最近は、家で洗えるスーツというものも出ています。
ではクリーニングと家で洗えるのとどちらがいいのか?
家で洗えるスーツは、自分で洗っても極端なしわが出来ないように作られています。
一見、便利で良さそうなんですよね。
着用してすぐ洗えるし、衛生的です。
でも、クリーニングは、仕上がりの品質が全然違います。
きちんとアイロンのかかったスーツは見違えるほど、高級に見えます。
こんないいスーツ買ったっけ?と思ってしまう位、クリーニング屋さんで仕上げるときれいに見えるんですね。
スーツがそういう状態で仕上がっていると、着ている人もものすごく好印象に見えるんです。
就活中のスーツ、クリーニング代が多少もったいないかな?と思わなくもないですが、クリーニング代くらいでイメージがよく見られるのなら逆に安いですよ。
アンケートには、そんなに汚れていないから、というのもありましたが、そういう問題ではないんですね。
就活中の場合は、汚れていないから洗わない、でのはなくて、びしっとさせるためにクリーニングを利用するんです。
大事な時は、ぜひクリーニングをご利用ください。
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