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夏物を仕舞うときに大事なこと。

今日の洗濯の扉は、東京都府中市の一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りします。

 

 

だんだんと夏の暑さが減り、涼しくなってきました。

気温差で急に寒く感じますが、もう少し夏物の厄介になりそうな予感がします。

今日の東京も、昨日に引き続き30度予想。

でも、明日は26度の予想となっています。

めまぐるしいですね。

 

 

だんだんと夏ものも片付けようとしている人もいらっしゃると思います。

夏物を全部出しておいて、¥・・・、というよりは着る物を数枚残して、あとは洗ってしまっちゃおう、という人、いらっしゃいますよね?

 

クリーニング屋さんでもセールが始まっていますから、その間にクリーニングを済ませちゃいたいでしょうし。

 

夏物を仕舞うときに大事なことがいくつかあります。

今日はそれをご紹介。

 

まず、夏物を仕舞うときに大事なことで、真っ先に来るのが洗ってしまう事です。

当たり前のようですが、これが当たり前でないケースが非常に多い。

たとえば、洗うつもりで紙袋に入れておいても・・・・、それはもう保管ですからね。

気が付いたら半年も経っていたなんて言う事も起こりえます。

忘れないように、早目に洗うようにしましょう。

 

 

そしてもう一つ大事なことがあります。

それは仕舞い方、なんですね。

 

服をどうやってしまっていいか?わからない人が多いようです。

服を仕舞うには、いくつか気を付けるポイントがあります。

 

一つは、湿気を減らすこと。

もう一つ、虫の予防をすること。

 

これらを改善するのにいいのが、除湿剤です。

衣類を仕舞う場所に除湿剤を買ってきて一緒にしまう事で、湿気を取り、虫の活動を妨げます。

防虫剤を入れておくと尚いいですね。

 

 

そして、最近気になるのが、クリーニング後の袋を外すかどうか?という問題。

最近は湿気が抜けないから外したほうがいい、服が呼吸が出来なくなるからしない方がいい、という話が出回っています。

 

僕がとってみたデータですと、袋があるなしでは中の湿気は変わりがないんですね。

外気に影響をされるので、外の湿気が上がれば袋の中も上がりますし、外の湿気が収まれば中の湿気も下がっていく。

強いていなら、袋をかぶせている方が、若干外の影響を受けるのに誤差があります。

 

ここから導き出されるのは、袋のあるなしよりも、その湿度の調整の方が大事だという事。

クローゼットの中が湿気てたり、雨が降った翌日には空気の入れ替えをしたり、そっちの方が大事なんですね。

 

袋の中の湿気を考えるよりも、袋を外すことでは屋の汚れが服についてしまう事の方が一大事です。

 

 

部屋の中の空気は汚れています。

煙草もそうですし、料理の際に出る油煙は部屋中に回っていきます。

袋をかぶせておけば袋に付着して服は汚れませんが、外しておけば服に油の汚れが付いていきます。

 

 

いざ着ようと思ったら、何となくべたついている服、今まであったでしょう?

 

 

あれの正体は油煙だったかもしれませんね。

 

 

次のシーズン、また着る事が出来るように、しっかりと準備をしてしまいましょう。

まず、除湿剤を買いにホームセンターへ。(笑)

 

 

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もう一度おさらい!ドライクリーニングって何?

今日の洗濯の扉は、東京都府中市の一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りします。

 

 

衣類の取扱い表示が変わる事は皆さんご存知ですか?

今までのJISの表記から、新しい表示に変わります。

12月から変わっていく、という話ですが、すでに今までのJISと併記する形で新しい取扱い表示が付けられています。

 

 

今回の改正のポイントは主に2つ。

 

 

一つは、今までは家庭専用の表示だったものが商業クリーニング、つまり僕らクリーニング屋さんへも対応をするようになりました。

今までの表示にも、ドライマークがありましたが、あれはクリーニング屋さん向けのものではなかったんですね。

それが正式に対応したことで、今まで参考程度にしかできなかったものを、信用して洗う事が出来るようになります。

 

 

もう一つ、表示が上限表示になります。

 

上限表示、簡単に言うと、表示通りに洗えば衣類がおかしくならないで洗えますが、それ以上で洗うとおかしくなりますよ、というもの。

つまり、表示に書いてある通りに洗えば、安心して洗える、というお墨付きをいただいた、という事になります。

 

 

表示は見慣れなくなってしまいますが、案外便利になるんですよ。(笑)

 

さて、では取扱い表示が変わるので、もう一度ドライクリーニングとは?というものをおさらいしておきましょう。

なぜ?おさらいをするか?というと、今度の表示で誤解をしてしまうと大変なことになってしまうからです。

 

一般的に、ドライクリーニングとは、有機溶剤を使用した洗浄方法になります。

石油由来の液体を使用し、衣類の形を崩さないで洗う事が出来ます。

 

・・・・・、かなりわかりづらいですね。

もっとわかりやすく言うと、水に洗剤を溶かしたものが水洗い、石油来の液体に洗剤を溶かして洗うのがドライクリーニング、なんです。

 

ご家庭では石油由来の液体は入手できませんから、ご自宅ではドライクリーニングはできません。

 

でも、今、ドライクリーニングをしていますよ?という方がいらっしゃると思います。

そう、ドライマークが洗える洗剤を使用して洗っている、そういう方がいらっしゃいますよね。

 

 

それ・・・・、ドライクリーニングではありません。

 

 

先ほども書きましたが、洗剤の種類がドライクリーニングか水洗いかの違いではなく、洗うときの液体が何か?が大事なんですよ。

 

 

ドライマークが洗える洗剤を使っても、水に溶かして洗っている以上は水洗い、なんですね。

 

 

ここをよく覚えておいてください。

 

 

今まではドライマークがついていても、ドライマークが洗える洗剤で洗っていましたよね。

全然いける、と。

中には何でもかんでも洗っている人もいらっしゃったと思います。

それは間違いではなくて、表示が洗う事が出来る、という表示だったからなんですね。

 

ドライマークが付いてはいるけど、水洗いもできる、だから洗う事が出来たんです。

 

 

ところが。

 

 

今度の改正では、家庭用の表示と、商業クリーニングの表示とついてきます。

今までのようにドライマークがついているから、洗える、というのはちょっと問題が起こりそうです。

 

 

先ほども書きましたが、これからの表示は上限表示。

ここまでは洗えますがそれ以上は問題が起こりますよ、というもの。

ドライマークがついているか、というよりも、きちんと家庭用の表示を見て、チェックして洗うようにしないと思いもしない洗濯事故が起こってしまうかもしれません。

 

これからはより表示に従って、洗うようにしてくださいね。

 

ドライクリーニングの表示がついているようなら迷わずドライクリーニングへ。

安心して洗えるというお墨付きです。

 

 

 

 

 

 

 

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