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小さな感動の積み重ね
本日の洗濯の扉は、
兵庫県姫路市のヨネイクリーニング代表

米井敏進 がお送りいたします。


先日
とあるお客様がご来店。

以前、クリーニングの
依頼でなく、
別の件で当店へ
ご相談に来られた方。

その時は、今までの知識や経験、
そしてフラットな目線で、
最大限アドバイス
させて頂きました。


その後どうなったのか
気になっていましたが、
どうやら長い時間をかけ、
ついに解決することが
出来たようです。

そして昨日、
わざわざそのご報告をするために
ご来店下さり、

感謝のお言葉と、
その上なんと
お礼の品まで頂きまして

…本当に恐縮です^^;。



私はただ、
お客様の役に立ちたいと
思っただけ。

最初に相談に来られた時と違い、
安堵の表情を浮かべ
お話になるその姿を見て、
ほんと嬉しかった。



「私の背中を押して下さったのは、
何より米井さんでした!」

うっすら涙さえ浮かべ
そうおっしゃるお客様に
こちらも泣きそうだった。


いや、ええ日でした。


クリーニングの現場では
沢山の小さな感動が生まれています。


それは、クリーニングが
お客様の生活と共にあるから。



そして、衣服には
それぞれの思いが詰まって
いるから。



またその感動を起こせるように
我々は日々の努力を欠かせません。


小さな感動の積み重ねが
お客様の人生を変えるほど
大きな感動となるように…。


さあ、明日も綺麗にしまくるぞ^^。

 

毛布が暖かいんですけど。
毛布のクリーニングってよく頼まれるんです。


お店へお持ちになるお客様もいらっしゃいますが、多くは集配をご希望のお客様が多いですかね。
かさばるものですし、一枚から数枚まで、クリーニング屋さんに引き取りに来てもらって、出来上がったら届けてもらう、そんなサービスが便利なようです。


今、家庭用の洗濯機って、結構大型化していて、毛布も自分で洗えるようになって来ています。
毛布自体も、ウールやカシミヤのものから、ポリエステルまで幅広くあり、自分で洗うことが出来る毛布も売られているんです。

自分で洗える毛布、そんな毛布でもクリーニング屋さんには沢山集まってきます。
なぜか?


先日、そんな疑問に答えてくれるようなお客様のお話がありました。


あるお客様が当店へご来店くださったんです。
以前毛布のクリーニングをご利用で、今回はタオルケットのクリーニングをご利用。
最近越してこられたとかで、お店の周辺の話し、スーパーの話し、病院の話など色々としていたんです。

話しがそれますが、クリーニング屋さんって言うのは情報の宝庫なんですよ。
多くのクリーニング屋さんは集配サービスもしているので、お店周辺に詳しいんです。
また、お客様から色々教えてもらいますので、自然と町の情報に詳しくなります。

どこのラーメンがおいしいか?とか、どこのお医者さんがいいか?とか、そんな情報がクリーニング屋さんには多く集まってきます。


話を戻しましょう。(笑)


そんな話の中、クリーニングの違いについて話しが出ました。
どうやら、前回うちで洗った毛布が、とても暖かかったらしいんです。
なんで?と言う風に質問をされました。


自分でも洗える毛布、なのになんでクリーニング屋さんで洗うと暖かいのか?と。



答えは簡単です。
クリーニング屋さんの機械は大きいので、洗うときも乾燥するときも、ふわっとクリーニングすることが出来ます。
結果、毛布の表面がふわっとして仕上がるので、暖かくなるんです。


今の洗濯機は優秀で家庭用の洗濯機でも乾燥機能を備えているものがありますね。

でも、それではふわっと行かないんですよ。
理由は、小さいから。
ふわっとさせるには毛布を乾燥する時に、踊るように動く事が大事で、そのためには大きな乾燥機が必要になるんです。
家庭用では小さくてダメなんですね。


では、コインランドリーで乾燥すれば?と思いますよね。
コインランドリー、大きさは十分なんですが、温度が低すぎるんですよ。
時間とお金ばかりかかってしまい、ふわっとさせる為の温度が少し足りないんです。

惜しい、コインランドリー。


自分で洗えるものをクリーニングに出すってとても贅沢に聞こえるらしいのですが、返ってきてからこれだけ暖かさが違うのなら、クリーニングに出す価値がある、とおっしゃっていましたね。



自分で洗えるものと、クリーニングした方がいいもの。
これをどこで線引きするか?悩む所です。
毛布なんかは、クリーニングの方が断然いいと思いますよ。
お金払う価値があります。

ぜひ、これから毛布を使う時期ですから、来年暖かくなった頃には、毛布はクリーニングに出してみてください。
来年の今頃、あったカーい毛布が待っていることと思います。

毛布を洗い忘れた方、ふかふか毛布にして暖まる為に、クリーニング屋さんに持っていって下さいね。


今日のブログは東京都府中市の一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りしました。











JUGEMテーマ:お洗濯大好き!

しみの応急処置をスライドで紹介(ワイン編)
  皆様 こんにちは。
京都の クリーニング師繊維製品品質管理士 の村山@京都です。

先日「京都カラスマ大学」の講習会でさせて頂いた「しみの応急処置」、ワインのしみがレストランなど外出中に付いてしまったケースについてさせて頂いたのですが、それを新たにスライド映像でアレンジしてみました。

こちら↓




今回は ワイン でやってみましたが、基本的に カレー、コーヒー、ソース など水で溶ける物で、付いて直ぐでしたらこの方法でほとんど薄くする事が出来ます。

「しまった!」と言う時やってみて下さいね。

(生地の種類・状態や付いた量などでやらない方が良い場合も有ります。
 詳細はこちらをご覧ください ↓)

本日のブロガーは村山@京都でした。


==============================






誰も教えてくれない、クリーニングの話。
クリーニングの話って、誰も話さないんですよ。
クリーニング屋さんも、色んな所で講演や実演をしていますが、しみ抜きや洗濯の話しはするけれども、クリーニングの話をする人はあまりいないんです。


しても、さわりだけで、本当に消費者の人が必要なクリーニングの話って、聞いたことがある人っているのかなあ?


クリーニングに出すものってどんなものが向いているのか?


こんな話、あまり聞いたことはありませんよね?
ドライクリーニングとは、溶剤とよばれる油で洗って・・・・なんていう話しは一度は読んだことがあると思います。
でも、消費者にとって、油で洗うのとか、さして重要な話ではないんですよね。


大事なのは、ドライクリーニングは何が洗えるの?と言うこと。
どういうものを選んでクリーニングに出すのがいいのか?という事が大事なんです。


所が、しみ抜きや洗濯の仕方を教えてくれて、それ以外の難しいものはクリーニングへ、とこれでは何を洗っていいのかわかりません。
そもそも、自分で出来るのと、した方がいいと言うのは違うはず。


これは自分たちで、これはクリーニングに出した方がいい、と言う線引きをしっかり見せてくれる話をしてくれる方がよほど消費者はうれしいと思うんですよ。



本当の、クリーニングの話ってまだ誰もした事はないと思います。
だから、どう利用していいか、わからない人が多いんじゃないかなあと思うんですよね。
洗濯の仕方や、しみ抜きの仕方を教えるのと同じくらい、クリーニングに出すべきものをしっかりと伝えてあげると喜ぶと思うんですけど。


クリーニングに出した方がいいものは、素材とデザインで分類されるんです。


まず、ウール系、これはクリーニングが適しているんですよ。
ウール系、ウールやカシミヤ、アンゴラ、アルパカ、などのいわゆる獣毛素材と呼ばれるものです。
動物の怪我これに当てはまります。
これらは、水でも洗えるんですが、風合いなどを出来る限り維持する為に、ドライクリーニングがあっています。
洗った後の風合いは、元の通り。
水で洗ってしまうとどうしても腰が抜けてしまうんですが、ドライクリーニングですとそれがありません。
ウール系は、クリーニング屋さんに任せるほうがいいと思います。


次にデザインで考えてみると、コートやオーバー、スーツなど、クリーニングがいいんですね。
これらは、シャツなどに比べ、デザインが複雑で、洗った後のアイロン掛けが必要な品物。
また、アイロン以外に、風合いを維持する為の必要な機械が、クリーニング屋さんにしかありません。


百歩譲って自分で洗えたとしても、その後にまた着る為にアイロンを掛ける事を考えると、クリーニング屋さんに出すのが賢明な判断ですね。
きちんとアイロンをかけてもらうと、気持ちよく着る事が出来るばかりか、長持ちするようになります。



汚れによっては、水洗いの方がいいんじゃないの?と言う方もいらっしゃると思うんですね。
みなさんよく勉強されていて、ドライクリーニングでは汗などの汚れが落ちない、そんな事をおっしゃる消費者の方もいらっしゃいます。


その点も大丈夫。


クリーニング屋さんでは、汚れに合わせて洗浄方法を変えます。
仮に水洗いをすることになっても、きちんとアイロンをかけ整形をしてくれるので、風合いを維持しやすくなるんです。


洗い方などを指定するのもいいんですが、やはり餅は餅屋、プロに任せた方が安心ですね。


今日はクリーニング屋さんに任せた方がいいもの、で書いて見ました。
これ、シリーズ化できますかね?(笑)
かいて欲しい事がありましたらコメントへお願いします。(笑)



今日の洗濯の扉は、東京都府中市の一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りしました。










JUGEMテーマ:お洗濯大好き!

初めての講師
 皆様 こんにちは。
京都の クリーニング師繊維製品品質管理士 の村山@京都です。

先月、9月27日(日)、初めて「講師」と言うものをさせて頂きました。

「しみ抜き」について、一般の方向けに入門編的な事、そして「しみ」が付いた時の「応急処置」について教えて欲しいと言うご依頼でした。

その講義内容についてはこちら「京都カラスマ大学」の主催者のメンバーの方が丁寧にアップして下さっています(感謝m(__)m)

シミ抜きレスキュー隊〜汚しちゃう前に応急処置を覚えておこう〜





今回このように大勢の一般の方向けにお教えすると言うのは初めてなので最初はかなり不安でしたが、スタッフ、そして参加された皆様の温かい配慮で何とか良い講義が出来たようでホッとしています。

もし次の機会が有ればもっと色々皆さんに為になる知識をお教えできたら良いなと思います。
改めてスタッフ、参加された皆様に感謝いたします。

本日のブロガーは 村山@京都 でした。



白さは続くよ、どこまでも。
洗濯とクリーニング、どっちがキレイになるのか?

消費者のみなさんには悩みのタネかもしれませんね。


クリーニング屋さんに任せた方がキレイになるわよっ!と言う人もいらっしゃいますし、いやいや自分で洗った方がキレイでしょ、と言う人もいらっしゃいます。
なかなか、洗濯とクリーニングを比べる事が出来ないので、答えが出てきません。


そう思っていたら、当店で比べる事が出来たんです。

今年入社のお客様が二人いらっしゃいました。
一人は、入社当時から、Yシャツはクリーニングをご利用。
もう一人は、入社当時から自分で洗濯をしていたんです。

Yシャツは、入社当時に買ったもの。
一日一回着替えて、仕事も同じ職場で半年間研修をしていました。


ある時、自分で洗っていたお客様のYシャツがクリーニングに出てきたんです。

襟が黄ばんでしまっていて、全体的に黒ずんでいます。
もしかすると、気付いていないかもしれません。
毎日見ていると、先入観で汚れているのに白いと思い込んじゃうことがあるんですよ。
白いものと比較すると、色の違いが分かるようになるんですが、比較をすることがあまりないので、気づかない出来続けるようになってしまうんですね。


毎日洗濯をしていたらしいんです。
でも、こんなものだろうなあ、と思います。
今年の暑さ、若さによる汗の量、家庭用洗濯機の限界、水で洗っている限界、もろもろを考慮すると、妥当な線だろうな、と思うわけです。

そこへ、ふと同期の社員さんのyシャツがうちに着ている事を思い出しました。
仕上がったYシャツを出してみると、その差に歴然。
クリーニングに出していたほうのYシャツは、白さが全然違うんですよ。
えりも黄色くなくて、真っ白のまま。

偶然ですが、同じ条件で着続けてもらって、洗濯とクリーニングの比較が出来てしまったわけです。

クリーニングの方が白い、と言う結果に納得。
傷み具合は、両者共に問題はありません。
まだ半年くらいですからね、破れたりほつれたりのような傷みはまだ起きていません。
純粋に、汚れの差が付いてしまったわけですね。


どうしてこんな差が出来てしまったのか。


理由は簡単なんですよ。

クリーニングの方が、汗や皮脂の汚れを落としやすかったからなんです。
大きなドラム型の洗濯機であらい、水ではなくお湯を使って洗い、きちんと糊をつけて仕上げている。
たったこれだけの事なんですが、この三つをするだけで劇的に白さを維持していくんです。

この三つは家で出来そうで、出来ないものなんですよね。

そして、アイロンで仕上げていると言う事も、大きいと思います。
クリーニング代がかかっても、半年間でここまで白さに違いが出てくると、クリーニング代も必要経費になってきますね。
自分で洗っていたYシャツは、買い換えてもいいレベル。
新しいYシャツを買うまで、汚れているシャツを着続けてきた事を考えると、ちょっと恥ずかしくないですか?

もしかして、汚れていたの、ばれてた?なんて・・・・・。


もう捨てよう、と思う日まで、出来るならキレイに着続けたいですよね。


そのためには、ぜひ、クリーニングをご活用くださいませ。



今日の洗濯の扉は、東京都府中市の一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りしました。








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