洗濯の扉、本日は隔週月曜日に登場する男、横浜の伊藤が担当です。
師走になりましたね。
今年風に言いますと、「暦の上ではディセンバー」です。(笑)
お坊さんが走るから師走。
年末はあちらこちらに馳せてお経をあげるので師が馳せるが語源だそうですが、そもそも彼岸でもお盆でもないのに・・と凡人は不思議に思ってしまいます。
まだちょっと早い気もしますが、今年をそろそろ振り返るのも今頃。
会社の業務形態が変化するのに伴って配置換えになったとか、慣れない仕事に回されたとかのマイナスの話しもある一方、アベノミクスで株価が騰がったなどの明るい話題もありました。
基本的に株価が騰がると言うのは、じわじわと漢方薬のように景気が暖まってくると言うもの。
即効性がある訳ではありませんが楽しみにしていましょう。暖まる前に消費税増税がきちゃいそうですが・・(苦笑)
楽天の田中投手が大リーグへ行けるかどうかも気になりますね。
同じマー君としては、なんとしてでも海の向こうで活躍して欲しいと思っていますが、膨大な金銭が絡みます。
しかもルールが色々とある様ですね・・・
楽天も出来たばかりの頃は投手不足に泣かされていたのに、駒が揃うと違います。
優勝して日本一ですからね!
サラリーマンの方々の「駒」といったらクリーニング屋さん的にはワイシャツ・ネクタイ、そしてスーツの数でしょか。
ネクタイは需要が極端に落ち込みましたね。
夏場はさておき、やはりスーツにはネクタイがあると締まってみえていいものです。
そしてスーツ。皆さん、何着お持ちですか?
当然の事ながら10万円オーバーのブランドスーツも多く存在する一方で、安くて良質なスーツも売られています。
10年前と比べても、スーツの値段は格段に安くなっていますよね。
7万程度がデパートで売っているスーツの標準だった気がしますが、今では、2万円〜3万円が主流と言ったら言い過ぎでしょうか。
どちらのタイプでもお仕事で着用されているのでしたら、4〜5着は持っていて欲しいなと思います。
この商売をしていますと、皆さんのクローゼット事情が何となくみえてくるものなのです。
以前、スーツがさほど安くない時でも、サラリーマンの方達はスーツとネクタイはたくさんお持ちでした。
数日の着用で少し休ませて、また数日着る。
そして、たまに形崩れ防止も含めてクリーニング屋さんにドライクリーニングに出す。
これが、持っているスーツの数が少ないとそのサイクルが極端に早くなる訳です。
いい投手が少ない某球団の先発ローテーションみたいなものですね。
当然消耗だって早くなります。
今のスーツは生地が薄め。
いいとか悪いとかの問題でなく、スレに関してはやはり早く傷ついてしまいます。
そして縫製技術の進歩もちょっと関係してきますね。
生地を服にするには、そのパターン(型紙)を一枚の生地から取る訳です。
布から端切れを如何に少なくするかがポイント。
今はパターンもコンピュータで線引きします。無駄な生地がほとんどでないんですよ!
そして、安く販売するスーツなら尚更の事、縫い代として確保するわずかな面積まで削っていきます。
数ミリの布地の節約も大量に縫製すると大きくコストに反映されると言うわけです。
結果、先発ローテション、いえスーツを休ませる時間が短くなるとミシン目からほつれも出やすくなってきます。
同時に何着もスーツを購入とは申しませんが、1シーズンにワンセットスーツを購入されてはいかがでしょう。
ローテーションが楽になりますと、スーツの傷み方が格段に減るはずです。
2倍にしたら 1/2? いえいえ、消耗の仕方はもっと減ると思います。
もし先発ローテーション不足にお悩みでしたら、金銭で補強しちゃいましょう。
億の単位も必要ありません。
ちょっとした出費で、あなたも左うちわの監督気分に!(笑)