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おはようございます。
神奈川県の「のだちゃん」こと、クリーニング師の野田和都詞です。
本日は、昨日、こうたろうさんが、
クリーニング業の始まりのことを書かれていたので、
そこをもう少し書いてみようと思います。
世の中、いろいろな事柄には、「○○の発祥」と言うのがあるものですが、
私の職業、クリーニング業発祥の地と呼ばれているところは、
神奈川県の横浜市なんですよ。
これはね、横浜市史編室に、安政六年(1859年・横浜港開港の年)に
青木屋忠七という者が、横浜本町において外国人相手の洗濯を
併業として行っていたという史料が保存されていて、
「異人洗濯業としてはわが国で最古の記録」が残されています。
当時は、開国されたばかりで、西洋人が多く船で着たり、
居留することによって、従来の洗濯と異なる西洋洗濯が伝えられたようです。
昭和48年に「クリーニング業発祥の地記念碑」が建立されています。
場所は、横浜市中区山手町にあるフランス山公園内、谷戸坂からすぐのところにあります。
神奈川県クリーニング生活衛生同業組合のホームページのトップに
記念碑の写真が貼り付けてあります。
この碑文には、
「安政6年、神奈川宿の人青木屋忠七氏、現在の5丁目にて始めて、
つづいて岡沢真次郎氏、横浜元町に青木屋を開業、慶応3年、
脇沢金次郎氏、この地を継承し近代企業化の基礎を成した。
この間、フランス人ドンバル氏、斯業の技術指導および普及発展に貢献された。
この業祖の偉業顕彰し、ここにクリーニング業発祥の地記念碑を建立する。」
昭和48年11月吉日
神奈川県クリーニング環境衛生同業組合
全国クリーニング同業者有志一同
とかいてあります。
ちなみに、当時のクリーニング業は
今の「ドライクリーニング」ではなく、
あくまで水洗いを行っていたそうです。
今回は、「神奈川県クリーニング組合沿革史」
(神奈川県クリーニング生活衛生同業組合が、
昭和62年に組合創立30周年を記念して発刊した冊子)
を参考に書かせていただきました。
珍しい本でしょ♪
皆様こんばんは。カールおじさんこと新津です。
さてさて・・・
先日、私の嫁さんが受付でお客様との会話です。
そのお客様は、こんな話をされたそうです。
「ねえ、礼服ってカビが生えやすいの??」
また別の日、「礼服をタンスにかけておいたら、カビが生えてしまったの!!
これって取れる?」
はたまた別の日・・「着ようと思ったら、カビが生えていたの!
クリーニングしてなかったのかしら??」等々・・
礼服に限らず、この湿気の多い時期、カビに関する問い合わせが、
多いように感じました。
何より、“礼服は、カビが生えやすいの?”という素朴な疑問。。。
生えやすいのではなく、生えやすい環境を作ってしまっているのではないでしょうか?
まず礼服は、スーツや背広のように毎日着るものではありません。
1日せめて2日、しかも数時間から半日程しか着用していないでしょう。
しかも、黒ということで、汚れがついたとしても、目立ちにくく、
もちろん汗もかいているでしょうが、クリーニングすることなく、
そのままクローゼットへ・・・・・
そして特にこの湿気の多い時期。いざ着用しようと思ったらカビが・・・
こんな方が多いのでないでしょうか?
1日、2日しか着用していなく、汚れていないように見えるので、
ついついクリーニング屋さんへ、直行することのない礼服。
しかし、食べ物のシミ、汗等で、間違いなく汚れています。
そんな状態で、いつ来るかわからない出番を待っているなんてことがないよう、
1度しか袖を通していなくても、次、いつ出番が来るかわからなくても、
すぐにクリーニングして、保管をすることをお勧めします。
あっ、あともうひとつ・・
もうすぐ夏休みも終わり、学校が始まります。
汗をたっぷりかいた制服、そのままになってはいませんか?
まだ間に合いますよ!!
確認してみてください。もしかしたら、カビカビルンルンが・・・・(笑)
その時は、迷わずクリーニング屋さんにgo~!!
皆さん、こんにちは。
洗濯の扉ブロガーの『よねちゃん』こと米井です。
前の扉ブログで地域との関わりについてちらっと書いてましたので、
今回はそのネタを書きますね。
クリーニング屋をやっておりますと地域とのお付き合いをさせて頂く事が色々とございます。
地域では、お祭りや運動会、祝い事、スポーツ大会などなど沢山の行事が行われ、
私たちクリーニング業者も裏方として色々と関わらせて頂いております。
そのイベントなどで使い終わった衣類や布製品などなど、
私たちクリーニング屋は、
プロの技術で長持ちして頂けるようせっせと心を込めて洗います。
言わば、縁の下の力持ちとしてイベントを下支えさせてもらっておるんですね。
先日当店にも、ご近所の地域の役員さんが来られ、
小学生がソフトボール大会で使ったベースボールキャップなど
クリーニングのご依頼を受けました。
この帽子、毎年洗わせてもらっているのですが、
見る度に昔を懐かしく思い出します。
というのも、これ、私も被っていた帽子なんですね
そう、私が小学生の頃にです。
これでも一応4番バッターだったんです。嘘じゃないですよ(笑)。
力強いだけが取り柄でしたから…。とりあえず、ホームラン狙いで行けと。
でも結構活躍してたんですよ。
また見る度にこうも思います。
毎年きっちりクリーニングをしてあげると、
ここまで長持ちするのか!!
と。
マークの部分が剥がれそうになったりするので、
その部分は接着剤で止めたり、
ほかの部分でも色々とメンテナンスも欠かせません。
そうしてこんな風に長〜〜〜〜く使って頂いております
同じ衣類をいつも洗わせてもらっておりますと、
傷みやすい部分、汚れやすい部分、気を付けて処理をしないといけない部分などなど、
衣類の特徴がよくわかったりします。
そして何より
今年もこの服が活躍しているんだな〜
というちょっとした幸せを感じます。
前回洗わせてもらった服が活躍してまたもう一度洗える幸せ。
これはちょっと言葉で表現しずらいのですが…、
クリーニング屋ならではの感覚かもしれません。
ようこそ!!また来たんだね〜!!
って気持ちになるんです。
そしてまたキレイに洗い、お客様の元へお返しします。
お客様l、お洋服共々、長くお付き合いさせてもらう事。
これほどの幸せはありません。
これこそお金では買えない価値があります。
まさに
プライスレスです(笑)。
もうすぐ秋。
各地でお祭りなどが行われるシーズン。
全国のクリーニング屋さんもこんなちょっとした幸せを感じながら、
またせっせと祭りで使った衣類をクリーニングをすることでしょう。
以上、今回の扉ブログは
かつて4番バッターだった
『よねちゃん』こと米井がお送りしました。
ほんとかって!!?
では…
証拠の写真を… ↓
ね!? 打ちそうでしょ(笑)
■■■ 『よねちゃん』 米井 敏進 YONEI TOSHIYUKI ■■■
Yoneicleaning ヨネイクリーニング 代表
兵庫県クリーニング組合 加盟
大阪繊維商品めんてなんす研究会 所属
兵庫県フットサル連盟所属 DIABOLA姫路 代表