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ぱさぱさになる原因は?

今日の洗濯の扉は、東京都府中市の一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りします。

 

 

 

クリーニングをし過ぎると、油がとれらてぱさぱさになる。

そんな話を聞いたことある人はいらっしゃるでしょうか?

 

この話の大本はここから出ていると思うんです。

 

 

ドライクリーニングの溶剤は、石油由来のものを使用していて、油脂溶解力が強い。

 

簡単に書きますね。(笑)

ドライクリーニングの液体は、石油で作られているので、油汚れを落とす力に優れている、と。

そこで、油つながりで、スーツに含まれている油分を取ってしまう、とつながっていったんだと思います。

 

実際にクリーニングに出されて、ぱさぱさになった、と感じる人もいるようで、この話に信憑性が出てしまったんでしょう。

 

 

でも、ちょっと考えてみてください。

もし、ドライクリーニングの液体が原因でぱさぱさになるんだとしたら。

どこのクリーニング屋さんで洗っても、パサパサにならないとおかしいでしょう?

でも、そう感じていない人もたくさんいらっしゃいます。

 

洗いすぎるとそうなるんだよ、とおっしゃる人もいますが、そんなのならないよ、という人もいますよね。

 

僕は原因は違う所にあるんじゃないか、と思っているんです。

 

原因は一つではないんですが、主な原因は乾燥工程ではないか、と。

生地には、公定水分率という、繊維に元から含まれている必要な水分量というものがあります。

乾燥工程であまり乾燥しすぎると、必要な水分量を下回り、繊維が変化を起こします。

 

縮むんですよね。

 

繊維が縮むと、固く感じます。

おそらくそこをパサパサになった、と感じたんではないのかな、と推測をしています

縮むといっても、ぎゅーっと大きく縮むのとは違い、繊維そのものの縮みですから、ギュッとしまった感じ。

見た目は一般の消費者には分かりづらいかもしれません、でも触ると固くなった印象はあると思います。

 

 

他にも、柔らかい生地が好まれるようになったため、生地そのものが隙間だらけで縮みやすくなっているというのもあると思うんですね。

普通の乾燥工程で問題ない商品も、生地自体がスカスカで作られているために、本来の適切な密度まで形が整えられていった結果、固くなってしまう、そんなケースもあります。

 

どちらにせよ、乾燥工程の熱が原因ではないのかな、と思うんです。

 

 

じゃあ、乾燥機を使わなければいいじゃないか、とおもうのですが、なかなかそうもいかず。

乾燥機を使わなければ、仕上がりまでに時間がかかってしまうので、クリーニングが利用しづらくなりますね。

 

うちでは、カシミヤを専門に扱っている部門がありますが、そこではかなり長い間品物をお預かりしています。

乾燥機を使用しないためで、時間がかかってしまうんですね。

シーズン終わってから洗うものなので、次のシーズンに間に合えばいいものだから問題ありませんが、これが普通のスーツとかだったりすると、使いづらいだろうな、と思います。

 

 

乾燥機を使うもう一つの理由は、ドライクリーニングの液体を完全に飛ばすためです。

ドライクリーニングの液体が、服に残ってしまうとあまりよくありません。

揮発性なので、時間が経てばそのうちなくなるんですが、乾燥機を上手に使うと短時間で消えてしまうんです。

 

ドライクリーニングの液体をなくしたいけど、乾かし過ぎると繊維が縮む。

上手に乾燥をしないとダメ、ってことですね。

 

 

 

適切に乾燥工程をしている所ではぱさぱさになった、という印象は少ないと思います。

こんなところでもクリーニング屋さんの違いを発見できますね。

 

ドライクリーニングの変わりは他にはありません。

家ではできませんし、ドライクリーニングだからこそできる仕上がりもあります。

間違った情報から、ドライクリーニングしない方がいい、というデマに発展してしまうのが一番悲しいです。

ぜひ、正しい情報を仕入れ、適切に利用をしてほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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