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クリーニングって何であんなに高いんですか?
大きな台風が近づいて来ていますね。
沖縄の方々は大丈夫でしょうか?
九州の方は?
これから本州を縦断するかもしれないとの事。
皆さんお気をつけください。


今日の洗濯の扉は東京都府中市の一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りします。



クリーニングって何であんなに高いんですか?



そんな質問をヤフーの知恵袋で見かけました。
ただ洗うだけでしょ?何でそんな値段するの?ぼったくりじゃん!!


みなさん、洗うのがただみたいなもの、そんな風に想像されているようです。


クリーニングはひとまず置いておきましょうか。
自分のうちで洗う事を想像してください。


洗うのに必要なもの、洗濯機、洗剤、柔軟剤、糊、そんなところでしょうか。
あと、場合によって、乾燥機、アイロン、その他必要なものがありますね。
これに、水が入って後電気代もいりますか。
これらを、全部足して、一回ごとに割ると、一回あたりの洗たく代が出てきます。

あとは、人件費。

ご自分で洗っている人もいらっしゃるでしょう、奥様に洗ってもらっている人もいいらっしゃいます。
その人件費を足すと・・・・・、いくらになりますかね?
人件費の割合が高くなると思うんですよ。
洗濯するのに、いくら必要ですか?


もし、人の洗濯物を洗うとするなら、一体いくらもらいますか?

洗濯はやったことがある人ならかなりの重労働だという事が分かります。
服って重いんですよね、そして、濡れるとさらに重い。
洗濯機に何でも詰め込んで、洗剤をポンッと入れて、ボタンを押して。
そんな洗濯なら簡単そう。
でも、ちゃんとやろうとすると、洗濯はとても大変です。

洗う品物を分けて、品物ごとに洗濯。
必要なら柔軟剤も入れて、洗いあがったら、脱水。
それが終わったら、濡れている衣類を持って、外の干しに行く・・・・・、腰がやられそうです。
乾燥機がついていて、そのまま乾燥出来るタイプならこの苦労はありませんが、それでも出来上がった衣類は重いんですよね。


では、クリーニング屋さんのクリーニングは?


かかるものは家庭での洗濯とほぼ変わりません。
洗濯機が必要で、洗剤が必要で、糊や柔軟剤も必要。
仕事してくれる人の人件費も同じですね。
ドライクリーニングもほぼ同じです。

でも、大きく違うのは、それらの値段。


家庭用の洗濯機なら、高くても20万円くらいでしょう、全自動とかなら7万円くらいでもありますよね。
業務用の洗濯機、100万円はゆうに越えますから。
ドライクリーニングの機械なんて、1000万円は越えますよ。
さらに、洗剤の値段も全然違います。
業務用で大量に買い付けているのにもかかわらず、値段は家庭用の何倍もするんです。
さらに、洗剤だけでは細かな汚れに対応できないので、汚れに応じて必要な薬品を足していきます。
こちらも種類が多く、お値段がかなりするんです。

機械を動かす為の動力、蒸気を送り出すボイラー、機械を動かす為にたくさんの機械が導入されているんですね。

そして、やはり人件費が大きくものをいいます。
クリーニング屋さんによって、パートさんやアルバイトを雇っている所はそれほどでもないですが、お店によってはプロのクリーニング師を雇っている所もあります。
日当で支払っているんですけどね、IT企業並みのお給料ですよ。
これも当然クリーニング代に入っていきます。


そして、家庭と一番違うのは、仕上げ行程があること。

アイロン一つ、と言うわけには行かず、専用の機械が所狭しと置いて使われています。

どれもこれも専用性が強く、襟だけをプレスする機械とか、パーツごとの機械をそろえないといけないので、こちらも相当お金がかかっているんです。
クリーニング屋さんは、機械をそろえるだけで、うん千万円くらいかかる所もあるんですよね。


商売ですから、その投資もきれいに仕上げる為に必要なもの。
そして、それを皆さんからお預かりした衣類で、割っていくんですが、それでも今のクリーニング代ではなかなか利益が出にくいんです。
昔は、設備にこれだけ投資をしても、大量に品物が出て着てくれたので、何とかなりました。
ところが、今は、昔ほどクリーニングの利用もないので、一点一点のコストがどうしても上がってしまうんです。
そこへ追い討ちを掛けるように、衣類そのものの値段が下がってきている。
クリーニング代と合わなくなって着ているのかもしれないですね。


もっと分かりやすく説明をしますとね。


ワイシャツを仕上げる機械があるんですよ。
襟とカフスを仕上げる機械に、ボディーを仕上げる機械。
これ2台で日本産の高級車が買えちゃうんです。

で、ここからが大事。
みなさん、電卓をご用意ください。(笑)
この機械、一時間で40枚くらいしか仕上がりません。
質を問わず、とにかく急いで60枚。
一日何枚仕上げれば、元が取れるでしょうか?

ワイシャツのクリーニング代は色々ですね。
割と高いと言われる、250円で設定して見ましょう。
国産高級車、500万円として、250円で割ります。
20000枚仕上げれば仕上げ機のお金は何とかなるわけです。
毎日は仕上げませんから、200日仕上げたとして、一日100枚仕上げれば一年で元が取れる計算になります。

何だ、楽勝でいくじゃん、と思いますよね?

ところが、こんなにワイシャツは出てこないんです。
個人のお店ではワイシャツは結構少なくて、ともすれば一週間で100枚ないところも。
さらに、これは機械の値段の話だけ。
ここに、洗剤の値段や洗濯機の値段、人件費や電気代などをもろもろ合わせると、・・・・・、一体何年で元を取ると思いますか?


ちなみに、うちにも同じ機械が入っていまして、ワイシャツの料金も同じですが、うちが機械のお金をペイするのは15年と見ています。
そんなばかげた商売があるか、と思うかもしれませんね。
でもね、ワイシャツは、とても時間がかかるんです。
機械を入れていないと、朝から晩までやっても終わるかどうか、と言う品物。
機械を導入して、自分達の時間を作ってほかの仕事をする、と言う風になっていっているんです。


ただ、洗うだけでしょ?


確かに洗うだけなんです。
でも、お金をいただいている以上、プロである以上、品質にはこだわりますし、そのためには色んな努力も惜しみません。
必要なら機械も導入しますし、技術の勉強もします。
それらを総合して、クリーニング代があるんですね。


ただ、高い!と言わずに、ぜひ利用していただいて、クリーニングの品質を見ていただきたいと思います。
自分で洗うよりも、家庭で洗うよりも、きっとそこにはびっくりするような品質が待っていると思いますよ。

ぜひ、クリーニングをご利用してみてくださいね。






JUGEMテーマ:お洗濯大好き!

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