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洗う文化の復権
一週間の始まり、月曜日がやってきました。
しかも今日は月の始まり&一年の後半スタートでもありますね!
洗濯の扉、本日は隔週月曜エントリー男、横浜の伊藤が担当です。

週の初めからシけた話しで恐縮ですがね・・・
アベノミクスでやや浮き足立っている世の中ですが、足下の景気は相変わらずというのが実感でしょう。
少子化、高齢化、長引く不景気による価値観の変化。
すべてが日本の経済活動・消費活動に足かせをはめています。

どの商売でも同じでしょうが、ご多分にもれずにクリーニング屋さんも不景気どん底です。
聞き飽きた「需要の低迷」という言葉ですが、私たちの業界も最盛期から規模が半分に落ち込んでいます。
それに伴ってクリーニング屋さんの数も減っていますから、仕事の量は減らないかと言えばそううまくもいきません。(笑)

原因は、日本経済を支えてきた団塊の世代の人たちが大挙して定年退職世代になったとか、不景気でみなさんがご家庭で洗濯するようになったとか言われていますが、果たしてそればかりでしょうか。
私が危惧するのは、「洗う」という衛生意識と共に存在する日本人の概念が徐々に失われてきたのではないかという事です。
つまり、クリーニング屋さんに頼むとか家庭で洗うとかの以前に、洗わなくとも平気という感覚です。
これは低価格の使い捨てファストファッション全盛や、ファブリーズに代表される「臭わなければ清潔」であるという非常識な"常識"がまかり通る現代社会に起因しているのかもしれません。

価値観の変化はなにもクリーニング業界だけではありません。
現に車が売れません。
ちょっと前の若者世代はとりあえず免許と車が社会人もしくは大人としての欲しい必須アイテムでした。
今では車が無いと動きが取れない地方は別として、公共交通機関の整備された都会では、車は維持費のかかる無駄な物の代表と若者は見るようです。
ま、バブル崩壊後に生まれたのですから、好景気の世の中を体験した事も無く、考えが堅実になっていくのも分かる気がします。

世界のトヨタも自社のCMで、まず車の事よりも若者が免許取得に興味を持ってくれる様、仕掛けていますよね。
ドラえもんの一連のシリーズです。
車販売の需要喚起にはまず免許取得というところでしょうか。

世界のトヨタがやっているんですもの!
クリーニング店だって、失われた需要を取り戻す努力をしなくては!(笑)

それには、まず日本人が本来もっている清潔好き、しいては洗うという文化の復権。
「洗う」と「消臭」との、当たり前ですがその違いや、クリーニング屋さんに出すか自宅で洗うかにしても、洗う事への意義。
そんな事をこのブログや他の方法でお伝えできたらいいなぁと思っています。

先週、埼玉県のクリーニング組合が中学校の家庭科の授業で「洗濯」について授業をしました。
洗剤の話し、ドライクリーニングってなんだろう?
そんな話題で話しが進んだ様です。

洗濯屋さんが、家庭での洗濯方法を教えちゃっていいの?とか、疑問に感じる方もいるかもしれませんね。
でも、まず「洗う」とはなにか。
それから知ってもらわなければ始まりません。

家庭で洗うもの・家庭で洗えるけどプロに頼みたいもの・極力家庭では洗ってはいけないもの。
日常生活の中で、自然とそんな事に思いを馳せてくれる人たちが増えてくれると嬉しいですね。




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