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紳士ものスーツ「段返り」⇒三つボタン仕様 変更出来る?
こんにちは!

クリーニング師 & 繊維製品品質管理士 の 村山@京都 です。

 少々以前の話になるのですが、お客様よりお尋ねが有りました。

 「『段返り』のスーツ、三つボタン仕様にプレスで出来ますか?」

 『段返り』とは、紳士もののスーツで、ラペルに第1ボタンが含まれているデザインのことで、第2ボタンで留めるように仕立てられています。(写真1) 



写真1:「段返り」仕様のスーツ


それを三つボタン仕様、第1ボタンで留める(写真2)ようにプレスで出来ないか?と言うお尋ねでした。 




写真2:三つボタン仕様のスーツ


答えは残念ながらお薦め出来ない、なんです。 



『段返り』仕様は最初からそのように仕立てられていて、三つボタン仕様とは作りが根本的に違うからです。 



ラペルの形や大きさが違うのも当然ですが、
縫製の点でも2点、はっきりとした違いが有ります。 



1つは、
「第1ボタンホールと第2ボタンホールでは縫いが裏表逆になっています」(写真3ー1)

 第1ボタンホールは着用時、ラペルの表に出て見える面が表縫いになっています。

写真3−1:「段返り」スーツ第1ボタンホールと第2ボタンホール

 2つ目は
「第1ボタンと第2ボタンの間でラペルの淵の縫いが切り替わっています」(写真3ー2) 

これも着用時、ラペルの表に出て見える方が表縫いなっています。

 


写真3−2:第1ボタンホールと第2ボタンホールの間のラペルの淵の縫い

中々うまく説明がし難いのですが、
このように『段返り』仕様と三つボタン仕様(写真4)ではそれぞれ違う仕様になっていることをご理解くださいね(^^) 



写真4:三つボタン仕様の第1、第2ボタンホール

本日の記事は 村山@京都 が書きました。

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 繊維製品品質管理士 

 大阪繊維商品めんてなんす研究会 所属

ヤスイスーパークリーン花園店HP : 

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