洗濯の扉ブログ記事

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また、夢になるといけねぇ
こんにちは、バッグ・レザー(皮革)の修復工房 革作Reの川畑です。

今年から【 テーマ 】にそってブログを書くことになったようで、今回のテーマは【 ご当地 】

僕の地元は、東京都港区です。
生まれも育ちも東京の江戸っ子です(笑)

僕は実家(東洋ランドリー株式会社)の次男坊で今は独立して、「革作」と言う屋号でバッグの製造〜修理などをやっているのです。

今日はそんな実家がある「港区芝4丁目」の話

港区芝4丁目町会はちょっと変わってまして、ここいら辺をひっくるめて「本芝町会」
という形で町内会があります。

本芝町会ホームページ


町会のHPにも載ってますが、ここいら辺は昔は漁船の入る入江になっておりまして、魚市場本芝組の雑魚場(ざこば)として江戸前の魚介類が豊富に揚がり浅草海苔の生産地としても有名だったらしいです。

僕が子供の頃などはすでにだいぶ埋め立てが進んでおりましたので海にでるまでかなり歩かなければいけないほど離れて降りましたが、家の裏道はまだ舗装されておらず、砂利道には、貝殻がいっぱい散乱しているような道で入り江の海岸だった事が面影の残る状態でしたしね。

「芝の浜」と言うとピンッと来る人もいるかもしれませんが、そうですあの落語「芝浜」のあった土地です。

あまりにも有名な話ですから、内容を話すまでもないと思いますが…
ざっと説明しますと。

ぐうたら魚屋亭主が、ひさしぶりに渋々河岸に出かけますと、女房が一時早く起こしたものだから、河岸にはまだ誰もいなくて、一服しながら浜を覗くと革の財布をひろいます。

中をみれば大金が!喜んだ亭主は家に帰って酒を飲んで寝てしまいます。

翌朝、起こされた魚屋亭主は、女房にそれは夢だと諭され、金がない上仕事もしない、だからそんな夢も見るのだと酒を断ち仕事に没頭することになります。

数年たつと、もともと腕のある魚屋だったので、若い衆を雇えるほどの店まで持てるようになった魚屋。

そんな大晦日に女房は打明けます。
女房「あれは夢じゃなかったんだよ、あたしが嘘をついたんだ」
女房「殴るでも、蹴るでもしておくれ」
すると
亭主「おっかぁ、おれぁおめいに礼を言う」
嘘をついてくれたからこそ、今の自分があると…

まじめになった亭主に
女房「今日はお酒も燗してあるんだよ、飲どくれ」
湯飲みに注いだ酒を
亭主「ほんとうに飲んでもいいのかい?」
と女房に確かめて
亭主「ありがてえ、ありがてえ」
と口元まで持っていく
亭主「あっ!よそう・・・・また夢になるといけねえ」



といった感じの話(笑)

僕の一番好きな落語のお話です。

さて、話を戻しますが。
町会の概要にもありますが江戸時代の地図で考えますと実家はまさに芝の浜のど真ん中!
もしかしたら、財布を拾ったあたりかも(笑)



さて、実家「東洋ランドリー」は創業100年以上のクリーニング屋さんのいわば老舗です。
創業当時は、まさに湾岸に工場がありまして、裏手は海!!



写真は4丁目角にある、江戸無血開城の記念碑。(今と昔)
昔の写真の釣り船の看板が、いかにも海岸近くだと、ものがたってますね。

祖母などの話によれば、外国商船などと商いがあったらしく、配達用に小型船を3隻も所有していたそうです。
日本ではまだ着物などの着用が多い時代ですから、洋服を多く持つ外人さんは上客だったのかもしれませんね。

また、戦後は、GHQの兵隊さんのお仕事も多かったと聞いています。

昔話ついでに、昔の写真を数枚!!



かなり古い写真ですが、これなんだかわかりますか?

実は昔のドライクリーニングの機械です。
3枚セットで機械全容です。
かなり大掛かりな機械で今とはだいぶ違いますね。

下の写真が洗いをするドラム部分2個と真ん中にあるのが脱水(脱液)をする機械。
右の写真がドライ液を循環する装置でなんとベースタンクは地下にあったらしいです。
(建物すべてがドライクリーニングをするために作られた機械なのですねΣ(・ω・ノ)ノ!)
左の写真が洗う前に埃や砂などを落とす機械です。
(当時は道も舗装されてませんから、そういった汚れも多かったのでしょうね)

実家は日本でもかなり最初にドライクリーニングを始めた様です。
当然こんな大掛かりな機械ですからかなり大きな会社でないとこんな機械買えないですもんね。


ご当地の話からだいぶずれてしまいましたが…
そんな町にもがんばっているクリーニング屋さんが居るって話です(笑)

不況が続く中、景気のいい話も聞かない昨今ですが、「芝浜」の魚屋の勝さんみたいにまじめに働いていれば「生活も安定し、身代も増え」ってな事になりますかね〜。
儲かって「また、夢になるといけねぇ」て、言ってみたいものですね。

おあとがよろしいようでm(_ _ )m

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