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京都市内の景観、気付きはりましたか?
 皆様 こんにちは。
京都の クリーニング師繊維製品品質管理士 の村山@京都です。

この夏、久しぶりに京都市内に来られた方は居はりますか?

市街を歩いてはって気が付かはった事ありませんでしたか?

実は京都市は「屋外広告物条例」を定め、この8月1日から施行されています。

詳しくは↓

これによりこの夏から京都市内全域において屋外広告が規制され、派手な広告看板が
かなり減ったんです。

例えば コカ・コーラ、マクドナルド、ユニクロなどもあの独自の派手な色彩の看板も京都市内の店は全て静かな色合いの看板に変わっています。

しかしこうした大手の会社だけでなく、ウチのような小さな個人の店でも京都市内に店が有る限りこの条例に従わなアカン訳で、
その為に当店で20年使っていたこの看板も規制に引っ掛かると言う事で、条例が施行される前に泣く泣く外したのでした。


外す工事費用も当店の負担としてかなり大きな痛い出費でした。

それでもこの京都と言う素晴らしい歴史ある街に住み、そこで仕事をしている「京都市民」として、京都の景観を守る為と言う当然の義務として気持ちも切り替え、受け容れています。

これからもこの京都でお仕事気張ります!

今回のブロガーは
クリーニング師 ・ 繊維製品品管理士 の 村山@京都でした。












京都で気張って仕事してますよ!
 皆様 こんにちは。

京都の クリーニング師繊維製品品質管理士 の村山@京都です。

7月も終わりです。

今月京都市では約50年ぶりに祇園祭が当初の様に「前祭り」「後祭り」と山鉾巡行が分けて行われ、また150年ぶりに新しく復活した「大船鉾」も巡行し、今までとは違った京都の夏となりました。

ウチの店はそんな京都の街外れで、独特のムシ暑い夏も底冷えする冬も季節の良い春や秋もずっとしっかりお仕事を続けてきました。

そんな京都の四季の移り変わりを私や娘たちが撮った写真でスライド風動画に綴ったのがこの作品です(^^)




これからの厳しい京都の夏も、この後も地道にお仕事を続けて行きますのでよろしくお願いしますm(__)m

*今回はクリーニングに関係ない話でごめんなさいm(__)m




壁が無い!?
洗濯の扉、本日は隔週月曜日に登場する男、横浜の伊藤が担当です。

私のお店の近所にネパール料理屋さんがあります。
最初はネパールカレー屋さんだったのですが、そのうちにアジアン居酒屋なんて看板にかわりまして・・
ここ「洗濯の扉」にも投稿している工藤さんとも一緒に行った事があるんです。
店内はスパイシーな香りが漂って、スタッフはすべてネパール人。
日本語が微妙に通じない、楽しいお店でした。

このお店の建物横にぴったりとくっついた形で、倉庫が建っていたのです。
私のお客様が使っていたのですが、要らないということで取り壊しました。

すると!! とんでもない事実が発覚したのでした。

カレー屋さんの建物の外壁が無かったのです。
え?どういう意味?
皆さん、そう思いません?(笑)

つまりですね、手抜き工事で外壁がなく内壁だけ存在したのですよ。
普通でしたら雨風がしのげませんけどね・・ぴったりとくっついて建っていた倉庫が外壁代わりになっていたんです。
今は緊急にトタンを張って応急の外壁作りをしています。

カレー屋さんをする前は、ちょっとした食堂。その前はなんとペット屋さん。
ここ10年の間に様々なお店が借りていて、その度に内装工事をしているはずなのに・・・
肝心の外壁が無い事に、気づかなかったんでしょうか。

当然の様にあるはずのモノがないと困惑してしまいますからね。
もしかしたら、内装業者さんも「見て見ぬフリ」を決めこんだのかな?(笑)

私たちクリーニング屋さんも、あるはずのモノがなくて困惑するなんて事があります。
それは、お洋服のケアラベルが無い時。

お洋服の素材構成やら、お手入れの仕方やらが書かれているペラペラなラベルです。
よく水洗いが×だとかドライが×だとか書かれていますよね。

この×という表示自体は、私たちは参考程度に考えています。
なぜダメなのかは、品物をみれば理由が分かりますから。
逆に、汚れの具合によっては、あえて×になっていましても、技術力でカバーして洗い上げてしまいます。
また、そのような事が出来るのも、素材が分かっていてこそなんですね。

最近の衣類は世界中で作られ、世界中で販売される例も珍しくありません。
その為か、様々な言葉で書かれたケアラベルが邪魔なくらい縫い付けられています。
着心地にも影響しますからね。
他にも、ケアラベル自体を敬遠して、はさみで裁断される方もいらっしゃいます。

着心地を悪くするケアラベルなんて、本末転倒なんです。
しかし、なければクリーニングする立場の者が困惑してしまいます。

ケアラベルは、大切なお洋服の身分証明書。
不用意に切り落としたりしないようにお願いいたしますね。


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クリーニングのイトウ商会 代表:伊藤正博
イトウ商会Facebookページ
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入学式
 今日は全国的に火曜日ですね。
そう言う訳で私、秦が兵庫県西宮市(甲子園球場がある場所ね)よりお届け致します。

さてさて、先週は入学式が多数開かれましたね。
残念ながら関西地区では爆弾低気圧により、桜の下での入学式とは
ならなかったようです。

私の住んでいる地区では比較的、小学校の入学式に着物姿の御婦人をよく見かけます。
その着物なんですが、当店では入学式の一ヶ月前程に着物について様々な相談事が
やって参ります。

その中でも、袖裏、胴裏が変色したものが持ち込まれます。
従来であれば、胴裏、袖裏の交換を勧めるのですが、お客様の使用頻度と予算の
関係が生じてきます。

そこで苦肉の策が袖裏の交換のみで済ましましょう、と言う話になります。
胴裏の黄変は着物を着てしまえば見えませんが、袖裏は確実に見えます。

皆様もお持ちの着物で胴裏、袖裏の黄変が生じて諦めていませんか?
諦め無いで、クリーニング店に相談をして下さい。
きっと御予算内で収めて下さりますよ。

花見・・
 
こんばんは。
カールおじさんこと、新津です。

今回のテーマ、ご当地・・っと、言うことで・・
私は神奈川県横浜市に住んでいるので、横浜でいきたいとこですが・・
このブログのメンバーの中で、横浜に住んでいる方が、たくさんいらっしゃるので、
横浜の中でも、私の住んでいる地元を紹介したいと思います。

私は、神奈川県横浜市港北区大倉山という所に住んで、クリーニング店を営んでおります。
皆さん、ご存じですか?
大倉山???
大倉山と言うと、やはり思い出されるのは、札幌にある「大倉山ジャンプ台」
を思い出すのかな〜 (笑)
そうではありませんよ。
横浜市の中でも、東に位置し、新横浜に近い所にあります。
最寄り駅は、東急東横線  渋谷〜横浜の間にあります。
この東横沿線の中には、田園調布や自由が丘等、有名な高級住宅地はご存知かと思います。
その中の一つの駅が「大倉山」です。

大倉山と言えば、「梅」が有名で、「大倉山梅林公園」と言うところがあり、
2月に入ると、梅が満開になり、遠方からも花見客がたくさんいらっしゃって、
結構賑わうんですよ。
今年も2月の18,19日で「梅まつり」が開かれます。
毎年私も、散歩がてら梅まつりに行きますよ。
公園の中にいると、桜とは違って、花の香りも楽しめ、屋台もたくさん出ていて、
寒い中、温かい甘酒、トン汁等、飲み食いしながら、花見をするのが最高なんですよ。
見て楽しむだけでなく、「大倉山の梅」というご当地の梅酒も販売されています。
是非、お近くにお住まいの方は、足を運ばれてみてはいかがですか?
皆さん、屋台で買ったお好み焼き、焼き鳥片手に花見・・・最高ですよね!!
でもちょっと待ってくださいよ。
この時期寒いので、ダウン、コート等を着て歩いていますよね。
気付かないうちに、食べこぼしのシミなど、洋服に付いていませんか?
お酒などを飲んでいると特に・・・
付いたシミ、暖かくなるまで待たずに、早めにクリーニングして下さいね。
さらに、付けてしまったシミを、気付かずにほおっておくと、落ちにくくなってしまいますよ!!気をつけて下さいね。

これから、梅もそうですが、桜の季節にもなっていきます。
花見をして、楽しい時間を過ごした後の、洋服へのケアーもお忘れなく!!

あっ、梅酒が欲しい方、私のところまでご一報を・・(笑)




ハマっ子

洗濯の扉をご覧のみなさま。


本日担当のkaichoです。



「三代住めば、江戸っ子」と言う言葉がありますが、


横浜には、「三日住めばハマっ子」という言葉があります。


これは、横浜の土地柄を現した言葉と思います。


開放的で、来る者を拒まずサッパリとした気質です。


横浜は、ファッションの発信も多かったですね。


昔は、横浜元町から発信された「ハマトラ」です。


「ヨコハマトラディショナル・スタイル」の略です。


横浜市中区の元町ショッピングストリートに


本店を構えるブランドが定番で、フクゾーの洋服、ミハマの靴、

キタムラのバッグが神奈川県内では「三種の神器」


とまで、呼ばれていました。



以後、流行に左右されないスタイルとして定着していました。


さらに、スタージュエリーのアクセサリーとポンパドウルのフランスパンを

持てば、カンペキです^^


このファッションを体現したのがこちらの画像です。

             

               クリックで挿入



この写真は、限定販売されたリカちゃん人形です。


そして、最近では横浜はテニスの発祥の地ということで、元町商店街とコラボした

テニススクールに通うお嬢様と言うコンセプトで、ハマトラファッションを再現した

リカちゃん人形が発売されました。



               クリックで挿入

                  


今回もリカちゃんは「MOTOMACHI」のロゴの入ったテニスラケットのほか、「キタムラ」のトートバッグ、「フクゾー」のノースリーブシャツとカーディガン、「スタージュエリー」のピアスなど、ハマトラファッションに欠かせないアイテムを身に着けています。


他にハマトラファッションでは、今年から新しく船出する地元球団

「DeNAベイスターズ」も採用していました。


濃紺を基調にしたデザインで、スーツは「信濃屋」、ワイシャツは「フクゾー洋品店」、ネクタイが「ポピー」、カフスは「スタージュエリー」、ポケットチーフが「近沢レース店」、ベルトと靴は「キタムラ」が作製。


地元の企業とハマを盛り上げようと気概が感じられました。


発祥と言えば、横浜が発祥の物は、多々ありますが、

私たちの仕事で忘れてはならないのが

「クリーニング」


横浜が発祥の地です。


              

                クリックで挿入


他にもアイスクリーム、ガス灯、野球、ビール、君が代、テニス、鉄道など

挙げたらキリがありません。


横浜に来られたときは、これらの発祥の碑がたくさんありますので、

巡ってみてはいかがでしょうか?


驚きや新しい発見があるかもしれませんよ。



本日の担当はKaichoでした。


ハレの日の衣装
 
皆さんこんにちは!洗濯の扉ブロガーのよねちゃんです。

洗濯の扉は1月よりご当地のお話ネタでリレーを続けています。

ん〜〜〜〜っと、
何を書こうかなと悩みますが、
とりあえずかこ…。


私の住んでいる場所は兵庫県姫路市。
姫路市といえば、国宝の姫路城が有名ですよね!



*姫路市HPより


ただ、残念ながら現在お城は改修工事中

でも逆に今、姫路城に行くべきなんです


なんとその改修工事の様子を近くで見れる施設
天空のラピュタならぬ、、、
天空の白鷺
という施設で城を囲っています。

お城マニアはかなり必見です(笑)!

天空の白鷺 [姫路城大天守修理見学施設]
 
http://himejijo-syuri.jp/

是非、近くにお越しの際は改修工事中の姫路城を見学にお越しください



見学といえば、ネットで色々と調べると、
姫路でも様々なツアーがあるようですね。
地元人は意外と知らないことって結構ありますね〜〜。


姫路観光情報|姫路発信の地域密着オリジナルツアー【ひめのみち
 http://www.himeji-kanko.jp/tour/



その他に姫路で有名なのは、

播州の秋祭り!!!!!


*姫路市HPより


まわしを巻いた裸の男達が神輿を担ぎ優雅に練り歩く!!

灘の喧嘩祭りは全国的に有名です。


漢(おとこ)マニアは必見です(笑)!


その漢(おとこ)達は祭りでは様々な華やかな衣装を着ています。
マワシはもちろん、ハッピ・チョッキ・着物・袴・帯・刺しゅう入り衣装などなど…。
その衣装、実はクリーニング屋が洗っています

私たちは、陰ながらお祭りを下支えさせて頂いてるんですね。


年に1度の祭り事で使われた
その華やかな衣装や装飾品たちも
しっかりクリーニングすることで長持ちするんです。

やはり1度だけのものもしっかり汚れは付着しております。


ハレの日などといった年に1度しか着る機会がないものでも、
きっちりと洗ってして仕舞うこと



これが非常に大切。


話がそれましたが、、、、、


とにかく皆様、
是非一度姫路へお越しくださいませ^^!!

温泉三昧
ここ数日、東京でも雪が降ったり寒い毎日が続きます。
こんな時は温泉にでもゆっくり浸かりたいなぁと思いませんか?
ここ福島市は、新幹線で東京から1時間40分とお手頃な距離で
駅から車で数十分の所に温泉が3つもあるのです
一番の勧めは乳白色の湯 高湯温泉 高湯温泉 次に 土湯温泉 ココは旅館によっても微妙に泉質が違ったりしてさらに楽しめそうです
土湯温泉

最後に交通も便利な飯坂温泉
飯坂温泉
あの有名な「いかにんじん」や「ラジウム卵」もここの売店で購入できます。
写真の鯖子湯などはTVジョッキーの熱湯コマーシャル並みの熱湯温泉だったりします。
一度チャレンジの価値ありです。

体のリフレッシュは天然温泉で
衣類のリフレッシュはプロのクリーニング店で


このブログは福島市のTAMAがお送りいたしました。

横浜中華街春節
こんにちは横浜のイフクリです。
ご当地ネタという事で1月23日は横浜中華街の春節がありましたので
久しぶりにわが子と足を運んでみました。

横浜に住んでいると観光スポットはほとんど行かなくなる人って
多いのではないでしょうか?

今回、春節という事で行きましたが春節時期の中華街は初体験です。

春節とは旧暦のお正月、春節。2012年は1月23日が春節です。
この時期、横浜中華街では春節イベントをやってます。
カンフー映画で見る爆竹が豪快に鳴り響き、シンバルや太鼓、銅鑼の音で賑やかな
中国獅子舞がメインの目的です。

とはいうものの見とれてしまって写真撮るの忘れてしまったので
Youtubeでお借りしてきました。

雰囲気だけでも↓


以前TVで見ましたが、この獅子舞は中華学校の生徒さんがやっているみたいですね。



中華街

この日の中華街は当然ながらヒトだらけ。
途中、「甘栗どうぞ!」と中国人の若者に何度も声掛けられました。

中華街で獅子舞も見たことだし、時間を持て余してしまったので、


マリンタワー
まさかの横浜マリンタワーへ
20年ぶりくらいに展望台へ改築したようでキレイになりましたね〜。




マリンタワー中
マリンタワーの展望室って傾斜があるのでしょうか?
高所恐怖症の私は既にフラフラです。
鉄骨がポキっと折れるのではないのか?
などいらぬ事をずっと考えていた気がします。

そんな場所に長居する事も出来ず5分で去りました(汗)


人形の家
一軒挟んだ隣には人形の家があります。
横浜市民でありながら人形の家初体験です。
ただ、友人から「ここの市松人形は怖いよ」と聞いていましたので
怖いもの見たさです。
市松人形の写真は残念ながら取れませんでした・・・。




人形の家よーだ

人形の家の入り口横には開港時のジオラマが置いてあるのですが、
地球上には存在しないモノ?が・・・。
行く機会がありましたら探してみてください。



ホテル
ホテルニューグランドも有名ですね。
マッカーサーの新婚旅行で泊まったホテルで
矢沢永吉さんの曲でもこのホテルの曲があります。



中華街周辺は徒歩圏内で色々見て回る事が出来ます。
例えば、

・山下公園
・氷川丸
・シーバス遊覧船
・横浜マリンタワー
・ハマスタ(DeNaベイスターズの本拠地)
・港の見える丘公園
・大桟橋
・外人墓地
・横浜元町商店街
・伊勢佐木モール

あと、クリーニング発祥の地の記念碑(笑)
神奈川県クリーニング生活衛生同業組合も近所です。
組合のHPに記念碑が・・・知らなかった・・・。

横浜発祥のものは沢山あるらしいので記念碑めぐりなんていうのも楽しいかもしれませんね。



今回は子供と中華街の獅子舞がメインでマリンタワー、人形の家はオマケだったのですが、


マック

お父さんこんな状態でした。




JUGEMテーマ:日常

京ことばとクリーニング
 

こんにちは。カジコです。

 

1月より【洗濯の扉】ではテーマを決めてお送りしています。

今回のテーマは【ご当地】です。

 


私は大阪に在住して6年が経ちます。

TVのご当地番組で紹介されるアニマル柄の服はまだ着こなせていませんが(笑)大阪の気風がとても快適で大好きです。

 


ところがある理由から“京都人”だとあっさりバレてしまうことがあります。

 

その理由とは『京ことば』。

無意識に使っている語感や表現のいいまわしですぐにわかってしまうそうです。

 


ところで、みなさんはどのような京ことばをご存知でしょうか。

 


代表される有名なものでは『おおきに』

本来は、たいへん、大いに、という意味ですが、『おおきに』の一言で「おおきにありがとう」というお礼の言葉として使われます。かしこまらずに色んな場面に使えるため重宝されます。

 


京都人が誉め言葉としてよく使うのが『はんなり』

「花なり」の略で、品よく魅力がある華やかさや知的な様を表します。「はんなりしたお嬢さんやねぇ」なんて言われたら最上級の誉め言葉。また桜霞の春を表す言葉としてもよく使われます。

 


個人的に好きな京ことばは『おはようお帰り』

これは、出かける人に使う、送り出しの言葉。子どもの頃、近所のおじいちゃんやおばあちゃんから言われた言葉で、「行ってきます」と挨拶をすると必ず「おはようお帰り」と言って送り出してくれました。「どうぞ早く無事に帰ってきてください」という意味が込められた、思いやりと愛情のあふれた言葉です。

 


・・・・・・・・・・

 


さて、『京ことば』というのは、親しみと順応性に富む和やかな言葉を数多く持ちますが、一方ではその独特ないいまわしから「京都人はイケズ(意地悪)」とよく言われます。

 


例えば先ほどの『おおきに』は、実は断り文句としても使われることがあります。

京都の女性は、男性から食事に誘われた時、どうしてもお断りしにくい場合には、微笑みながら「おおきに」ということがあります。これは「食事に誘ってくださってありがとう。でも結構です。」というニュアンスになります。

 


「本音と建前を分けずに、ストレートに断ってくれればいいのに。」とおっしゃりたい気持ちも山々ですが、これは現代でいう“危機管理”に相当する京都人の知恵。歴史を遡ること1200年余り、公家社会では度重なる政変から京の都を守るため、目立たないように、かつ節度をわきまえながら、程よい距離を保ちました。このような背景から、踏み込んでものを言わない、相手にも踏み込ませない京都人の気質が生まれたのだと思います。

 


・・・・・・・・・・

 


相手に気持ちを察させることによって成立する京ことば。

これに対し、相手の気持ちを察するのがクリーニング業の仕事。

 


どちらも人間性に密着した気配りの姿なのですが、クリーニング業の仕事は、言葉を話してくれない衣類と、その持ち主の心情を察しながら、適切な方法を選び仕事を成立させるのですから、その気配りたるや相当なものです。

 


以前の話になりますが、クリーニング初心者の私は、ある変わったことをしてお店に出していました。それは“自分で洗えるものは一度洗ってからお店にお願いする”というもの。
本当は何事もお店に相談するほうが衣類のためにも良いのですが、わかっていながらも、その当時はそのまま出すことがとても恥ずかしかったのです。

 


ある日もお店に自分で洗ったワイシャツを持ち込みました。洗って干して、お店の人にわからないように出す前にクシャクシャと丸めて(笑)

 


すると、受け取りに行った日にお店の方に言われたんです。

 


『おうちの人、糊が効いたのはあんまし好きやないようやけど、気持ちな、効かせたさかい。一度あんじょう(上手に)ゆうてみて。具合悪かったら、すぐやり直すさかいな。』

 


「いつもより少しだけワイシャツの糊を濃い目にしたとご主人に言ってみて。もし糊の具合が好みでないと言われたら、すぐに持ってきてくださいね。」
・・その微妙な糊加減は、普段とほとんど変わらない手触り。首をかしげながらも家人からは何も言われなかったのでそのままにしていました。

 


ほどなくして、私はあることをしなくなっていました。
そう、出す前に自分で洗わなくなったんですね。クリーニング店に出すうちに、あれだけ気になっていた汚れが気にならなくなったからです。
とても不思議です。

 


その理由を知ったのは、こちらのブログでお世話になっているクリーニング業の方とお話をしていた時。ワイシャツの糊は襟や袖にハリを持たせるだけではなくて、汚れの防止にも役立っていると教えてもらいました。

 


後日、改めてお店の方にお礼をいいました。


「糊な、汚れにくいし、ほんまにええわ。おおきに。」


お店の方もにっこり微笑んでくださって、気持ちが通じあいました。

 


・・・・・・・・・・

 


京ことばは少々理解するのに時間を要しますが、クリーニング店との良いコミュニケーションをとる方法はとてもシンプルです。

 

『知りたいことは、話してみる事。』

 

気になっていること、困っていること、素朴な疑問、巷で耳にしたクリーニングのウワサ・・なんでもいいです。まずは話しかけてみてください。

必ず耳を傾けて、より良い答えを導いてくれるでしょう。
 



・・・・・・・・・・

 


最後に。これは男性の方へ。

もし京都育ちの女性を食事に誘って、にっこり微笑みながら「おおきに」とやんわり断られたら・・対処方法として模範解答のセリフをひとつ(笑)

 


「そうか。ほな、また今度。」

 


さっとその場を終わらせるのが粋(すい)。デス。

 



以上、ご当地話を書いている間に家人より引越指令が・・(驚)
近日京おんなに復帰する カジコ でした。


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