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クリーニング屋さんの予定をチェック!

今日の洗濯の扉は、東京都府中市 一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りします。

 

 

ようやく八月に入りました。

今年はまさに、ようやく、という言葉がぴったりなほど暑い日が長く続いています。

6月中に梅雨明けをした関東では、すでにひと夏を越えたくらいの感じでいるので、八月という言葉を聞いて、まだもう一か月暑い日が続くんだなあと思うと、少し気が滅入ってしまいますね。

 

 

八月はお盆があります。

 

 

クリーニング屋さんもお盆休みを取る所があり、年々そのお休みも長く取る所も増えてきました。

たとえば、当店のお盆休みは1週間いただいております。

 

通常、朝8時から夜10時まで営業をしていて、日曜はお休みをいただいていますが祝日も営業をしているので、お盆休みや年末年始などは長期のお休みをいただいています。

 

 

ここで、僕らも不安なのが、yシャツなどの毎日着る服のクリーニングについて。

皆さんもクリーニングの利用は決まった日に出しているという方もいらっしゃると思います。

 

毎週月曜日に持ち込んで、前の週に出したものを引き取っている、そういう方はたくさんいらっしゃいます。

しかし、お盆休みに入ると、いつものようにはいきません。

 

クリーニング屋さんをお休みのチェックと、仕上がり予定日を聞くことを忘れずに。

 

 

 

連休前はクリーニング屋さんもいつもと違った仕事の動きをします。

特に夏場は、ぎりぎりまで預かったものをすべて仕上げてしまおう、と思うのがクリーニング屋さんの心情。

すると、いつもより早い仕上がりで引き取ることも可能になります。

 

 

上手にクリーニング屋さんを利用して、連休もうまく乗り切ってくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:日常


下着の大事さ。

おはようございます。

今日の洗濯の扉は、東京都府中市 一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りします。

 

 

連日暑い日が続きます。

暑い・・・・と通り越して酷暑ですか。

こんな時でもスーツを着ている日本人って勤勉だな、と思います。

 

今、東京は沖縄よりも暑い、って皆さん気付いていらっしゃるでしょうか?

沖縄は、かりゆしスタイルで暑さのしのいでいるのに、東京ではクールビズでしのごうとしている。

かなり無理があると思います。

夏場のスーツはそろそろ見直したほうがいいかもしれませんね。

 

 

スーツの着方にはいろいろご意見があるようで。

欧米ではスーツの下には下着は着ない、という方がいらっしゃいます。

そもそもワイシャツが下着扱いだから、その下にさらに下着を着たら格好悪い、という主張のようです。

 

確かにおっしゃる通りなのですが・・・・・。

 

 

これを、今の気温やスーツの面から考えてみると、下着はとても重要だと思います。

 

 

汗を吸い取ってくれる下着、一枚下着を着ることで、段違いでスーツの傷み方が変わります。

特にももひきを履いていると、ズボンのもちが全然違う。

昔、親父たちが、下着で家の中をうろついていて、格好悪いな、と思っていたまさにあの恰好が、スーツにとってはとても大事な恰好だったりします。

 

 

 

スーツなんて安いんだから、ダメになったら買い換えればいいんだよ。

 

 

そういうご意見もあるでしょう。

おっしゃるように安いスーツが出回っているので、二年おきに買い替え、というやり方もありかと思います。

しかし、安いスーツはデザインも着心地もそれなり・・・・。

年を重ねて、人に見られる年頃になってきたときに、それなりのスーツを買うようになると二年ダメになってしまう、というのはお財布にやさしくありません。

 

どうやってスーツを長持ちさせるか?という視点も必要になってきます。

 

 

毎年、夏になると、素肌にそのままポロシャツを着て仕事していました。

当然、ポロシャツはいつもびっしょり。

 

今年は、下着を着てポロシャツを着ています。

 

ポロシャツにつく汗の量が段違いで減り、傷みません。

暑いかな?とおもったけど、思っているよりも暑くもなく。

汗をきちんと吸ってくれるので、かえって楽になりました。

 

 

下着の大事さ、見直しても見てもいいと思います。

 

 

 

 

JUGEMテーマ:日常


洗っても無駄なのか?問題。

今日の洗濯の扉は、東京都府中市 一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りします。

 

 

クリーニングしようか?やめようか?迷う事ってありますよね。

よくご来店くださったお客様の中でも、これ洗った方がいいのか、そのまま捨てちゃう方がいいのか、迷ってる、と言われることがあります。

 

迷う理由は、洗ってまた着る事が出来るのか?と思うから。

 

洗う事でどのくらい元に戻るのか?

洗っても、古ぼけたままだったら、クリーニング代を元手に新しいのを買った方がいい、と思いますよね。

 

服を洗って意味がない物って、物理的におかしいものなんですよね。

例えば、汚れだったら落ちて綺麗になって、また着る事が出来ます。

しかし、服自体が傷んでいるときは、クリーニングしても元には戻りません。

元に戻すには修理が必要。

 

最近は修理の質も上がっているので、修理して普通に着る事が出来るものも増えています。

 

 

皆さん、服に対して少し怖がり過ぎかな?と思うんですね。

洗えば元に戻る、アイロン掛ければ元に戻る、なのに、しわくちゃなのを見たり汚れているのを見たりすると、もうだめだ、と思ってしまう人が増えているように思います。

 

僕らクリーニング屋さんからすると、洗えばきれいになるのに、なんでもうだめですよね、ってなっちゃうの???と思う事がどれだけ多いか。

皆さん、洗う方が絶対安いんですよ。

買い替える方が絶対高いんです。

 

洗えるものは洗って着る方がお財布にも優しい、これ、今も昔も常識です。

 

 

洗ってもダメなんじゃないか?と思う理由は、今までの経験からなんでしょうね。

自宅で洗っても綺麗にならなかったり、クリーニング屋さんに出しても綺麗にならなかったり。

クリーニング屋さんも、いろんなお店があるので、きれいにしてくれるお店に当たらなかった不運な人もいるかもしれません。

ものすごくきれいにしてくれるクリーニング屋さんに出会っている人は、服は洗えば元に戻ると思っています。

 

洗っても綺麗にならないと思っている人と、洗えばきれいになると思っている人とでは、毎年の服代が相当違うでしょうね・・・・・。

 

 

服が洗ってもダメなのか、あらえばきれいになるのか?もしわからなかったらクリーニング屋さんへ持ち込みご相談ください。

どこでもいいわけではなく、そこのご主人がクリーニングしているようなお店、チェーン店よりも個人のお店の方が確実です。

国家資格のクリーニング師を持っている人が相談に乗ってくれるので、安心ですよ。

 

 

毎日たくさんの衣類を洗っているクリーニング屋さんです、洗えばきれいになるもの、洗ってももうだめなもの、その見分けは一級品ですから。

 

 

わからない時は遠慮なくプロに相談しましょう。

 

 

 

 

JUGEMテーマ:お洗濯大好き!


服って元に戻らないんでしょ?という残念な思い込み。

今日の洗濯の扉は、東京都府中市 一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りします。

 

 

 

先日の日曜日に、友達のクリーニング屋さんに行ってきました。

街ゼミ、というイベントを町の各々の商店がやっていまして、そこに友達のクリーニング屋さんが参加していたんです。

 

お店にお客様を招待し、商店主が講師となり、いろいろ教えてくれる、というもの。

今回友達のクリーニング屋さんは、ワイシャツのかけ方とスーツのお手入れの仕方についてセミナーをやったんです。

 

午前中はワイシャツのアイロンのかけ方。

 

使うアイロンは家庭用の一般的なアイロンです。

一通り説明し、いざ実践。

でも、言われた通りにやってみても、思うような結果が出ないようで生徒さんの顔が曇ります。

多分イメージしたものにならないんでしょうね

 

 

アイロンや洗たくは、皆さんが思うようなイメージにならずに、どうせだめなんでしょう?と諦めてしまう人が多いような気がします。

僕らクリーニング屋さんは、洗えばきれいになるし、アイロンを掛ければびしっとする、と分かっているんですが、これを知っている消費者の方はあまりいらっしゃらないようです。

 

 

自分で洗ったら、シワになってしまった、それが取れなかった、洗ても汚れが落ちなかった、そんな体験から服に対して諦めてしまう人も多いんだろうな、と思います。

 

 

何でもそうだと思うんですが、コツややり方、というのがありまして。

それを無視してやっても成果はあがならかったりするんですね。

今回も、言われた通りにアイロンを掛けても、思ったように伸びないのでやっぱりだめか、と思われたのかもしれません。

 

 

でもね。

ここからが本番なわけです。

 

アイロンの使い方を簡単にレクチャーするだけで、ものの数分できれいにしわがとれるようになる。

今マンでの仕上がりと段違いできれいになるシャツを見て、アイロンを掛けた本人が驚くくらいです。

 

僕らからすれば、当然の結果、こうなるのが当たり前なんですが、これを経験したことのない消費者の皆さんからすると、驚きなんですよね。

 

 

でも、きれいに掛けられるからと言って、簡単でもないんです。

家庭用のアイロンできれいにしようとすると、ものすごく時間がかかる。

一枚のシャツを掛けるのに10分では終わらないかもしれませんね。

 

それをどう考えるか?

 

毎日、その十分をかけてアイロンをっけるもよし。

クリーニングの方が楽、と思うのもよし。

ここは人それぞれの判断で。

 

でも、アイロンの使い方を知っているだけで、全部かけなくてもちょっとしたしわを取る事が出来るようになるのはいいことだと思います。

こういうセミナーが日本各地で行われるといいなと思いますね。

 

服は元に戻るんです。

それが当たり前、の文化になってほしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:お洗濯大好き!


アパレルの店員さん、その情報古くないですか?

おはようございます。

今日の洗濯の扉は、東京都府中市 一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りします。

 

 

スーツを買う時に、店員さんの話をよく聞くと思うんですね。

選び方、メンテナンスの仕方、これから長くスーツを使うためにとても大事です。

スーツを売っているお店の店員さんの話をよく聞いておかないと、と皆さん注意しながら聞いていると思います。

 

ところが、です。

 

 

最近、クリーニングにお持ちになるお客様からお話を伺っていると、なんでそんな説明を?というような説明をする店員さんが増えてきているようです。

正しいか正しくないか?というよりも時代に合っていない、という方が近いかもしれません。

これは、僕らクリーニング屋さんにも言える事なんですけどね。

 

 

例えば、スーツを選ぶとき。

スーツにも、目的を持って作られているものがあります。

高ければいいもの、という訳でもなく、ブランドものだからしっかりしている、というのもちょっと違います。

 

着ていく状況に合わせて作られているので、一見同じようなスーツに見えて目的にそぐわないスーツというものもあるんです。

 

例えば、今やスーツは仕事着ですよね。

ともすればスーツを着たまま 

機械の修理を行う人もいたりします。

新入社員さんですと、動きもハードなのでスーツに求められるものは耐久性なんですね。

 

どんなに動いても問題ないような強さ。

 

ところが、そんな人に勧めるスーツがおしゃれに気を使っているソフトな感じのスーツだったりするんですね。

生地もやわらかい、ちょっとこじゃれているので、格好いいからと勧めたのかもしれません。

これが、お酒を飲みに行くとか、パーティーに行くとかならいいんです。

しかし、仕事で着ていくとなると、おかしなことになってきます。

 

びしっとした格好で行きたいのに、段々とよれよれになってきてしまう。

いいものを買ったはずなのに、と悩んでしまいます。

 

スーツが目的に沿ってないんですよ。

 

またスーツのお手入れについても、おかしな話をしたりします。

 

スーツをクリーニングに頻繁に出すと傷みます、とか平気でいうんですよね。

ここではクリーニングの是非はあえて問わない事にしましょう。

問題は別の所にあるんです。

 

今と昔では大きな違いがありまして、それはスーツを持っている着数が今と昔では圧倒的に違います。

 

今から20年ほど前までは、普通に人地20着ほどのスーツを持っていました。

春夏用で7着くらい、秋冬用で7着くらい、お出かけ用に数着、これが基本です。

きちんとシーズンごとに着替えていたんですね。

また、着数を持っているので、毎日同じスーツを着ていかなくて済みます。

一回着たら休ませてあげる事が出来、その間に汗も蒸発して消えてしまいます。

その際に、生地が持っている復元力で元の形に戻るので、ヨレヨレにならないで着ていられたんです。

 

 

この当時なら、クリーニングはそんなにしないでもいいです、シーズンごとでとかで正しいんですよ。

 

 

 

ところが。

 

今、スーツの着数が激減しています。

普通3着くらい、多くても5着くらいを着まわしています。

このくらいの着数で着ていると、スーツが休む時間が取れないんですね。

汗も蒸発しないので、生地に負担がかかりやすくなってしまいます。

着る回数も増えていくので生地が傷みやすくなっていく。

 

このくらいの着数で着まわしていると、実は頻繁に洗わないといけないんですね。

汚れが蓄積しやすいし、形が崩れやすくなっているので、クリーニングで汚れを落としてアイロンで整形をする必要がある。

 

なのに、スーツを売るときにそんなに洗ってはいけません、と安易に言ってしまう。

 

 

昔からアパレル業界で言われていたのかもしれません。

その当時はその説明で正しかったのかもしれません。

でも今は、お客様の使い方が変わってきてしまいました。

それに合わせた説明をしないと、お客様が困ってしまいます。

 

クリーニングはきちんとしましょう、というか、もう数着スーツを買い足しましょう、というか。

この話の正解はこの二つのどちらかです。

店員さんたちにもう一度きちんと勉強をさせた方がいいと思いますよ。

 

だって、初めてスーツを買う人たちにとって、店員さんの説明がすべてなんだから。

 

僕らクリーニング屋さんも、説明をしています。

今はまだメンテナンスについてはクリーニング屋さんの方が一枚上なので、もし正しい情報が知りたい方はクリーニング屋さんでお話を聞いてみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:お洗濯大好き!


カシミヤのコートを洗わなかったらどうなるのか?

今日の洗濯の扉は、東京都府中市 一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りします。

 

 

衣替え、みなさん順調に終わりましたか?

各地のクリーニング屋さんも、連休明けからドサっと品物が集まっているようです。

 

冬に着た服は洗ってしまうのが基本。

おうちクリーニングでも、クリーニング屋さんでも、洗ってしまうのが基本となります。

 

もし、洗わないでそのまま仕舞ってしまったらどうなるでしょう?

カシミヤのコートを例にどうなるか?予想してみましょう。

 

 

冬の間着ていたカシミヤのコートは、埃や汗を溜め込んでいます。

冬場は汗をかかないと思われがちですが、最近は建物や乗り物の中の環境がいいので、気がつかないうちに汗をかいているんです。

当然、その汗は、カシミヤのコートにも付いています。

 

この汚れた状態のカシミヤのコートを洗わないで仕舞おうとすると、様々なことが起こります。

 

 

今の時期から仕舞うと、一番最初に梅雨の時期にトラブルが待ち受けているんです。

湿気によるカビの恐れがあります。

 

カビは、適度な湿気と、栄養分となる汚れと、育つのに必要な温度が揃うと一気に生えてきます。

カシミヤのコートなどだと、汚れている箇所にカビが生えてくることがあるんです。

 

例えば、裾、袖口、ポケット周り、前身頃。

擦れたり、手で触ったりする所に汚れは溜まっています。

手がつくと言うことは汗もついている、と言うこと、です。

 

 

梅雨の時期をなんとか乗り越えたとして、まだまだ問題は残っています。

次に来るのは、虫。

虫食いの可能性があるんです。

 

こちらも、汚れているところを中心に、虫が食べていきます。

特に、カシミヤのコートは、柔らかいので、無地とても食べやすくなっています。

 

ここも汚れているところ、袖口、前身頃、背中、襟元などでよく食べられたりします。

 

 

なんとかカビを回避し、むしのひがいも出なかった、さあこれで次また安心して着ることが出来る、そう思いますよね?

いえいえ、まだもう一つ、問題が残っています。

 

 

それは、変色。

 

カシミヤのコートに残っている汗や食べこぼしなどのシミが、化学変化を起こして変色するんです。

 

例えば、気温が高くなると変色したりします。

また、日の当たる場所、蛍光灯の下に置いておくと、光によって生地の色が抜けて変色します。

 

さらに、暖房の際に出るガス、料理中に出るガス、これらによっても変色の可能性があります。

 

 

このように、洗わないでしまっておくと、様々なトラブルに合う可能性が出て着て仕舞うんです。

 

 

これを回避するためには、洗って汚れを落とし、綺麗な状態でしまうこと。

 

 

これに尽きるんですね。

夏が来る前に、梅雨が来る前に、カシミヤのコートやニットなど、大事なものはクリーニングに出しましょう。

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:お洗濯大好き!


服がない!クリーニング屋さんに???

おはようございます。

今日の洗濯の扉は、東京都府中市 一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りします。

 

 

服がない!どこに行ったっけ?

 

こんな風になった方はたくさんいらっしゃると思います。

着ていかなきゃいけないのに、必要な服がない、クリーニング屋さんへ預けたはず、もしかして返ってきてない???

 

実はクリーニング屋さんへはこうしたお問い合わせが結構来るんです。

 

ずいぶん前に預けたんですけど、まだ戻ってきてないようなんですが・・・・・。

 

こんな風に丁寧に聞かれるときもあれば、服が戻ってきてねえぞ!どうしてくれるんだ?といきなりお怒りモードでお問い合わせをしてこれらる方もいらっしゃいます。

今着ていく服がない、ので、慌てているので仕方がないんだと思います。

誰でもイライラしますからね。

 

 

お問い合わせがあると、僕らはどんな状況でも探します。

渡した記憶があっても、お届けした記憶があっても、店内を全部探します。

それは、万が一の可能性があるから。

人の記憶はあいまいなので、渡したつもりになっている事もあります。

実際、お問い合わせをいただいて、残っている事もあるので、まずはこちらに残っていないか?確認をする作業は大事なんですね。

 

しかし、実はこうしたお問い合わせをいただくと、ほとんどの場合、クリーニング屋さんで見つかるのは少ないんですね。

ほとんどがお客様のおうちで見つかります。

 

ありました、お騒がせしました、とお電話を頂けるとありがたいのですが、何にも言っていただけなくてこちらがずっと気にして探し続けている事もあります。

あるときに、こちらからあの服うちには見当たらないんですけど、と聞くと、うちにあったわ、と言われることもありますね。

 

服が見渡らない時は、いつもと違う事をしているから見つからないんですね。

いつも仕舞っている所にない、実は違う所へ入れてしまった、とか。

沢山の服に紛れてハンガーから落ちてしまっていた、とか。

 

そして、これもあるんですが、そもそもクリーニングには出していなかった、とか。

あ、他の店に出しているのに、うちへ出したと勘違いしていたケースもあります。

 

どうしても冷静でいられないので、どんどん見つかりにくくなってしまうんですね。

 

 

もし、服が見つからなかったときは。

 

 

よく探していると思いますが、もう一度探してみましょう。

一番多いのが服の間です。

服と服の間に挟まれると見えづらくなります。

一枚一枚、しっかりと手に取って確認していくと見つけやすくなります。

 

いつもと違う所も探してみましょう。

いつも置いてあるところではなく、普段は置かない場所、ちょっと置くような場所、そういう所に置いたまんまという事もよくあります。

 

隙間も探してみましょう。

服は意外と薄いので隙間に入り込んでしまう事もあります。

うちで以前あった時は、ベッドと壁の間に落ちていた、というケースもありました。

 

そして、最後に。

その日に絶対着ていく服があるときは、数日前に確認をするようにしましょう。

探す時間があるので慌てずに済みますし、クリーニング屋さんへ問い合わせても探してもらう時間が取れます。

 

 

服の管理は結構難しいので、早め早めの確認が大事になります。

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:日常


来年着るものと着ないものを分けましょう。

おはようございます。

今日の洗濯の扉は、東京都府中市 一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りします。

 

 

今年は気温が上がるのが早くて、すでに衣替えも進んでいるようです。

各地のクリーニング屋さんが、忙しくなってきた!とフェイスブックに書き込んでいるのを見ると、今年は例年よりも早いんだな、と感じますね。

 

と言っても、ゴールデンウィークの後にクリーニングにまとめて出そう、そんな方もいらっしゃるかと思います。

この連休中に、洗うものと洗わないものとを整理しておきましょう。

 

 

洗うものと洗わないもの、皆さんどう分けますか?

一番やってはいけない事は、あんまり着てないから洗わなくていいわ、という事。

一回でも着てしまったら、あきらめて洗いましょう。

回数が少ないから汚れてないわ、と思っていても、汚れているし、その汚れが原因で変色やカビ、虫食いの被害の可能性が一気に高まります。

 

もったいないけど、仕方がありません・・・・。

 

 

ここで大事なのは、来年また着るのか、着ないのか、です。

もう着ないものを洗う必要はありません。

捨てる人もいれば売る人もいらっしゃると思います。

適切に処理をしていきましょう。

 

来年は着ないかもしれないけど、数年以内に着る事があるかも?

礼服とかがまさにこれですね。

そういう品物はきちんと洗てしまっておきましょう。

礼服は特に忘れがちで、いざ着る時にカビだらけ、というのが一番多い服です。

本当は使った時に洗うのが一番楽なんですが、タイミングを逃した方は衣替えのこの時期に洗っておくことをお勧めします。

 

そして、来年絶対切る、という服。

これも洗いましょうね。

きちんとクリーニングをしてしまっておけば、そのまま着る事が出来ます。

取り出してみてしわくちゃだったらもう着たくないじゃないですか。

クリーニングに出して、ちゃんと仕舞っておけば、次に出すときに気持ちよく着る事が出来ます。

 

 

クリーニングがもったいない、自分で洗ってしまいたい、そういう方もいらっしゃるでしょう。

でもね、仕舞うときくらい、クリーニングでもいいと思いませんか?

やはり家庭で洗うよりもクリーニング屋さん方がきれいになります。

自分で洗って汚れをため込んでしまうよりも、クリーニング屋さんで汚れを落として一度リセットすると、気持ちよく着る事が出来ますから。

 

年に一回の出費です。

ぜひ、クリーニング屋さんをご利用ください。

 

来年着るもの、着ないもの、仕分けをしましょうね。

本当に大事な服も見えてきますよ。

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:日常


サラリーマンに必要なスーツの数は?

おはようございます。

今日の洗濯の扉は、東京都府中市 一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りします。

 

 

4月に入り、新しい年度が始まりました。

新入社員の方々も、新しい環境に慣れるのに必死な頃かと思います。

着なれないスーツを着て、ネクタイを締めて。

スーツに着られているような感覚から、段々と着こなしていくようになります。

 

社会人になって悩みだすことの一つに、スーツはいったいどれくらい持っていればいいんだろう?というのがあります。

 

何着くらい持っていればいいのか?

一着では無理だし、持ちすぎても邪魔だし。

必要な数ってどれくらいなのかな?と思っている方はたくさんいらっしゃると思います。

 

たまにネット上で、必要なスーツの数を書いてあるブログなどを見ますが、今日はクリーニング屋から見た必要なスーツの着数を考えてみたいと思います

 

僕らクリーニング屋さんは、スーツをいかに傷めないで長く着るかを考えています。

一着のスーツを連続して着るのはNG。

どんどん傷んでいき、裾が破れたりひざの裏のしわが取れなくなったり、ひじの所のしわが取れなくなってしまいます。

 

では、数着で着まわしていけばいいんですが、問題はその数です。

 

2着ではどうか?

2着だと、スーツが休む時間がありません。

スーツの素材はウールなんですが、このウールは修復機能があります。

着用して寝てしまった繊維が、休ませることで復活するようになっています。

ですから、連続着用をしないで、ハンガーにかけて休ませてあげる事がとても大事。

2着だと、一日休ませることしかできないので、足りません。

かいた汗が乾くかな?といった感じですね。

 

 

では、3着だとどうか?

3着は中二日休ませる事が出来るんですが、今度は着用の回数がどんどん増えていくんです。

同じスーツを週二回着るのは、スーツにとってはハードです。

汚れが蓄積していって、その汚れている個所から傷んでいきます。

また、スーツをクリーニングに出そうと思っても、3着だと間に合いません、

たまに、一日で仕上がります、というクリーニング屋さんもありますが、大事なスーツを長持ちさせたければ、丁寧にやってくれるクリーニング屋さんの方が断然いい。

すると、クリーニングにも数日時間がかかってしまいます。

 

 

では、4着ならどうか?

これも3着と大して変わりません。

 

じゃあ、思い切って、6着なら。

うん、これくらい持っていると、安心できますね。

スーツを休ませる時間も取る事が出来るし、着用回数もちょうどいい感じで来ていけると思います。

そして、クリーニングに出す時間も取る事が出来る。

 

毎日違うスーツを着ていけるくらいがちょうどいいと思います。

 

 

今は、年間通して同じスーツを着ていく人がいるので、6着でも構いませんが、春夏物と、秋冬物を分けて持つ方もいらっしゃいます。

スーツにも厚さや裏地のあるなしで着心地が違うので、季節にあったスーツを着る人もいらっしゃいます。

すると、こういう人は両方の季節で必要なだけスーツがいるので、年間12着くらい持っているといいんですね。

 

そんなにもちたくない、という人もいらっしゃるかと思いますが、季節に合った服装をすると、体も快適になるし、スーツも傷みません。

やはり、冬用のスーツを夏に着れば、他の人に比べて汗もたくさんかくしスーツが傷む原因にもなります。

これらの着数を一気に揃えるのは難しいので、徐々に増やしていく事をお勧めしています。

新入社員の皆さんは、仕方ありません。

でも、毎年一着、二着と増やしていって数年後に揃う感じになるとちょうどよくなります。

その頃は体型も変わり始めますし、いいスーツも着たくなるでしょう。

 

大事な時に着る用のスーツ、飲み会があるときに着る用のスーツなど、その頃になるとシチュエーションによって着るスーツを選べるようにもなってきます。

徐々に揃えていく事をお勧めします。

 

 

スーツは何着必要?と悩む方はたくさんいます。

最低6着、これだけ覚えておいてくださいね。

 

 

 

 

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冬物のクリーニングはいつ出すのがいいのか?

あはようございます。

今日の洗濯の扉は、東京都府中市 一伸ドライクリーニング店 工藤がお送りします。

 

 

今年は例年より早く暖かくなりました。

桜も咲き始め、東京ではほぼ満開に。

フェイスブックでも満開の桜の写真ばかりがタイムラインに流れてきます。

 

桜が咲きだすと、クリーニング屋さんも忙しくなってきまして。

品物は集まりだすし、集配のご依頼も多くなってくるし、一年で一番忙しい季節の始まりです。

 

 

さて、その忙しいクリーニング屋さんに集まっている服はどんな服なんだろう?と皆さん思いませんか?

 

 

今から着る服がクリーニングに出ているのか?

冬服がクリーニングに出ているのか?

 

これって、服のメンテナンスってどうすればいいんだろう?という事と同じ意味なんだと思うんですね。

 

 

仕舞う前に洗うのがいいのか、着る前に洗うのがいいのか、どっちなんだろう?と不安に思っている人も多いと思います。

 

 

これね、簡単なんです。

 

 

汚れたまましまっておくと、カビや変色が起きてしまうので、洗ってからしまうのが正解。

ですから、今クリーニング屋さんい出ている服は、基本、今まで着ていた冬服という事になります。

 

しかし、着る直前にクリーニングしたい、という人たちも言いたいことはありまして。

洗ってしまっておいても、いざ着ようと思ったらぐちゃぐちゃだから、結局またクリーニングに出さなければいけない。

それなら、着る前にクリーニングしても同じじゃないか、と。

 

これね、多くの人が悩んでいるようですね。

洗ってしまうか、着る前に洗うか、の問題ではなく、仕舞い方の問題なんですけどね。

 

 

服を仕舞う時に気を付けるのは、ぎゅうぎゅうに押し込まない事、なんですね。

 

ただ、ぎゅうぎゅうに押し込んでもそこまでぐちゃぐちゃになりにくいんですが、仕舞っている間に雨が降った血して湿気を服が吸い込みます。

すると、湿気をすって、また放出すると、その時に服に型が付くんです。

その時に畳んでいれば畳んだ後が付きますし、ぐちゃぐちゃになっていると、しわが強烈につきます。

 

湿気はなかなか排除できないので、仕舞う時にぎゅうぎゅう詰めにしないのがポイントになる、という訳です。

 

いま、クローゼットになっているのでほとんどの服をハンガーなどにつってしまっています。

これね、場所を取るんですよ。

そのうえ、服の面積が広いので湿気の影響を受けやすくなります。

 

 

畳めるものは、畳んでしまいましょう。

 

 

場所も取りませんし、湿気の影響も少なくなります。

防虫剤も使いやすくなるので、虫の害も減りますよ。

 

それに、もともとハンガーにかけるのに合ってない商品までハンガーにかけてしまっていると、変な形が付くこともあります。

 

ニット製品などは、ハンガーにかけておくと、自分の重さで伸びてしまう事があります。

畳んでしまっておけば、伸びるようなことはないので安心です。

 

畳める物はたたんで収納、ハンガーにかけるものはハンガーで、と上手に振り分けて次着る機会まで上手に保管をしてくださいね。

 

クリーニング屋さんに預ける時に、仕舞うようにしてください、というと、上手に振り分けてもらえます。

そのまま持ち帰ってしまえるようにしてくれるので、楽ちんですよ。

ぜひ、いってみてくださいね。

 

 

 

 

 

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